連載 vol.41「つながる」力 公務員は外に出てつながりをつくるべき──目指せ、H型人材 【晝田〈ひるた〉浩一郎(愛知・岡崎市職員)】

地方自治

2022.07.11

本記事は、月刊『ガバナンス』2017年8月号に掲載されたものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、現在の状況とは異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。
所属等は執筆(掲載)時点のものです。
※本コラムは主に自治体職員によるネットワークのメンバーがリレー形式で執筆します。

『やりたい!』ことをやって地域活性化を目指す

 私は、プライベートで仲間とともに自費で空き店舗を借り、「人と人、人と地域をつないで『やりたい!』ことをやって地域活性化」を目指す活動「岡崎市空き店舗撲滅運動ここdeやるZone(略称:ここやる)」の代表を務めている。ここやるは大学生からまちの商店主、市外の方まで幅広い背景を持った人が集まる場だ。女子大生が鍋をつくってくれたり、商店主の話を聴いたり、他市とのコラボイベントを開催したり、と1年間で189回のイベントを実施した。

 ここやるに2000人超の人が来てくれている理由は、魅力的なイベントがあるだけではない。大きな理由の一つは、私やここやるの仲間が「公務員」という枠にとらわれずに、商店街や企業等の勉強会や飲み会を含めた様々なコミュニティに参加して「つながり」をつくっているからである。

 ここやるがあるのも、人とのつながりがあったからだ。長野県塩尻市役所の山田崇氏が代表を務めるnanodaへ遊びに行ったことが私の人生の転機だ。彼に影響を受け、私も活動を開始した。

 私たち公務員は、もっと外に出てつながりをつくるべきだ。飲み会でも勉強会でも良いが、外のコミュニティに参加することにより、全く異なる考えを持ったおもしろい人たちとつながることができる。現代はあまりにも時代の変化が早すぎる。その早すぎる流れについていくためには「緩い紐帯の強み理論」に基づいてちょっとした知り合いを増やし、多様性を得なければならない。公務員同士だけで集まっていると公務員の常識にとらわれてしまい、社会と乖離してしまう。複雑化した社会課題を解決していくためには「前例踏襲」では対応不可能だ。解決していくためには、多様な人との共創ができる人とつながりやすい人材の像、いわゆる「H型人材」になっていく必要がある。

 どういったコミュニティに参加したらいいかわからない、どこにおもしろい人がいるのかわからないという方は、ぜひ、ここやるへお越しください。一緒に、楽しみながら、まず、やりましょう!

(愛知・岡崎市職員/晝田〈ひるた〉浩一郎)

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