月刊 ガバナンス 2017年8月号 特集:人口減少時代の自治体土地政策

編著者名
ぎょうせい
判型
A4変型
商品形態
雑誌
雑誌コード
13321-08
図書コード
7135001-17-080
ISBNコード
発行年月
2017/08
販売価格
1,080 円(税込み)

内容

本誌の特徴:■地方公務員の仕事をサポートし、“共感”を得られる雑誌づくりをめざしています。■自治体の“改革・改善”を応援します。■地域づくりに役立つ情報を提供し、“地域力、自治力”を高めます。■自治体現場の“政策力、実践力、発信力”を高めます。■ともに地域を創る「共治」をめざす、地域づくりに携わるすべての人々のための“自治総合情報誌”です。
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特集:人口減少時代の自治体土地政策

人口減少社会への移行に伴い、土地政策が転換点を迎えている。近年、大きな課題となってきた空き家や所有者不明土地をはじめ、空き地、耕作放棄地、森林の荒廃、その一方でいまだに止まらない市街地の拡大と都市の低密度化など、土地を巡るさまざまな問題が深刻化しつつある。これまで成長・拡大を前提としていた都市計画制度や農地制度などをどう転換させ、新しい時代に適応させていくか、国などでも急速に議論が進んでいる。今月は自治体の視点からこの問題を考えてみたい。

〈インタビュー〉志賀直温・千葉県東金市長に聞く
◆一元的・包括的な土地利用行政の確立を
 ──全国市長会「土地利用行政のあり方に関する提言」のねらい

志賀直温氏
超高齢・人口減少社会を迎え、自治体の現場では、土地利用に関する課題が浮き彫りになってきた。その課題の解決に向け、全国市長会では「土地利用行政のあり方に関する研究会」を設置して研究を行い、その成果を「土地利用行政のあり方に関する特別提言」として決定した。今後その実現に向けて取り組んでいく。

■土地の「所有者不明化」問題と自治体の課題/吉原祥子

■都市のスポンジ化を防ぐ自治体の都市政策へ/野澤千絵

■空き地対策をどう進めるか/秋田典子

■所有者不明土地の公有化と森林・農地の活用/米田雅子

■地域の価値を高めるエリアマネジメントの実際と展望/保井美樹

〈取材リポート〉模索する自治体現場
 ◇都市機能の誘導で中心市街地の価値を高める/埼玉県毛呂山町

 ◇「都市再興基本計画」で市街地の再生に取り組む/山形県鶴岡市

 ◇災害復興のむらづくり計画にバッファゾーンの設置を盛り込む/兵庫県丹波市


スキルアップ特集:職員が知っておきたいドローン活用法

 全国の自治体で活用が進むドローン(無人航空機)。空撮などの機能を駆使して、災害対策をはじめとする、さまざまな行政施策や地域課題の解決に役立てられています。職員パイロットの養成に乗り出す自治体も出てきました。自治体でのドローン導入にあたっての留意点や職員に求められるスキルを学びながら、ドローンの有効活用や今後の可能性を考えてみましょう。


〈インタビュー〉
◆一人でも多くの職員がドローンを見て触って体験してほしい/坂口博紀

〈取材リポート〉
◇パイロットチームを結成し、ドローンの活用を促進/東京都あきる野市
◇ドローンによる防災航空隊「ブルーシーガルズ」が活躍/静岡県焼津市


スキルアップ連載


■管理職って面白い!/定野 司

■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行

■職場の問題解決!事例で学ぶ人財マネジメント講座/高嶋直人

■クレーム対応駆け込み寺/関根健夫

■上司が知っておきたいメンタルヘルスケア/清水隆司

■いい役所をつくろう!~みんなが主役の自治体改善運動/自治体改善マネジメント研究会

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●Governance Topics
□「議員のなり手不足」問題などを多角的に議論
 /第3回町村議会改革シンポジウムin長野

□ワールドカフェで「ありたい議会報告会の姿」を検討
 /滋賀県市議会議長会事務局職員研修会

□AIを活用した行政支援の方向性を模索
 /自治体におけるAI活用を考えるセミナー

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取材リポート


□平成にっぽんの首長 自治の自画像/都竹 淳也 岐阜県飛騨市長

 地域資源を掘り起こし、地域の活力につなげる。
 「元気で、あんきで、誇りの持てるふるさとづくり」。


昨年3月、岐阜県庁職員から飛騨市長に転身し、次々と新しい施策を展開する都竹淳也市長。新しいまちづくりはまだ始まったばかりだが、地域に新しい風が吹き始めている。
都竹淳也氏

昨年3月、岐阜県職員から飛騨市長に転身。「古川まつりが大好きで、ふるさとのために仕事がしたかった。目指すは、元気で、あんきで、誇りの持てるふるさとづくり」と明快に語る。

□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
 知られざる負傷者搬送19時間30分【「双葉消防」125人の6年間(6)】
 原発事故、続く苦悩

3号機爆発の直後、双葉地方広域市町村圏組合消防本部の救急車が、負傷者搬送に向かった。ところが負傷者のうちの3人は、病院の受け入れ拒否などに遭って、福島市の県立医科大学附属病院に収容されるまでに、現場到着から19時間24分もかかる。その知られざる搬送に携わった救急隊の苦悩を追う。

□現場発!自治体の「政策開発」
 類いまれな景観を活かし、日本で最も美しい村をつくる
 ──美瑛の美しい景観を守り育てる条例(北海道美瑛町)

“丘のまち”として観光客に人気の高い北海道美瑛町は、優れた自然環境と農村景観を後世に継承するため、「美瑛の美しい景観を守り育てる条例」を制定し、「美瑛町景観計画」を策定している。町全域を景観計画区域に指定し、町民の理解を深めながら景観保全活動を展開しているのが特徴だ。観光と農業の共存を図り、景観を活かしたまちづくりで、「日本で最も美しい村」の最前線に立って魅力を発信している。

□人口減少・地域再生に挑む/葉上太郎
 村を越えた“学校統合”に踏み切った
 ──長野県平谷村・自治体から中学校が消える(上)

子どもが減って中学校の存続を断念する自治体が出始めている。小学校は地域の要なので何があっても残そうとするが、生徒の学力や競争力の向上が求められる中学校は、複式学級になる前に近隣の自治体に“委託”する村が出ているのだ。だが、学校を他に委ねれば、子どもを自分達の手で育てられなくなる。それが引き金になって、地元に愛着を持つ子の減少につながらないか。全国で初めて教育の「事務委託」に踏み切った長野県平谷村を訪れた。

□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
 若手、Iターンの議員が活躍する議会に
 ──長野県宮田村議会
  
町村議会のなり手不足を背景に町村総会が全国的に注目を集めている。町村議会では議員の多くを高齢男性が占めるケースが多いが、その中で60歳未満が4割を占め、Iターンや会社勤めの議員もいる長野県宮田村議会を取材した。


連載


□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 都議会選挙を都議会改革の第一歩に

□「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
 自主的な活動にとって世代交代は必要?──あるサークル代表が教えてくれた考え方

□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 広瀬淡窓(五)分職は成果と努力の併合評価

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□ザ・キーノート/清水真人

□自治・分権改革を追う/青山彰久

□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之

□自治体のダウンスケーリング戦略/大杉 覚

□Gove Tech~デジタル時代の自治体イノベーション/後藤 浩

□自殺対策最前線「生きる支援」を、地域から/清水康之

□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照

□地方分権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会

□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘

□自治体の防災マネジメント/鍵屋 一

□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹

□もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク【シズママ(静岡市)】

□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣

□議会局「軍師」論のススメ/清水克士

□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭

□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『不動産格差』長嶋 修]

カラーグラビア

□自治・地域再興
 [佐藤大吾・NPO法人ドットジェイピー理事長]

議員インターンシップが議員になるルートの一つに

今井 照氏

「若年投票率の向上」を目的に1998年から議員インターンシップ事業を展開しているNPO法人ドットジェイピー。これまでに参加した学生は約2万5000人、うち70人が実際に政治家になった。同理事長の佐藤大吾氏は、議員インターンシップは若者の投票率向上はもとより、「議員になるルートの一つになっている」と手応えを話す


□山間海間/芥川 仁
 タコ壺縄漁の歴史を紡ぐ──高松市女木町

□手業手技/大西暢夫
 完璧な線香花火を作りたい──線香花火職人・筒井良太(福岡県みやま市高田町)

□ドキュメントW──戦火の日常を撮る/綿井健陽
 ワイダの「残像」が語りかけるもの

□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/あら坊・あらみぃ(東京都荒川区)

□クローズ・アップ
 農山村再生に「若者力」をどう活かすか
 ──中山間地域フォーラム設立11周年記念シンポジウム

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■DATA・BANK2017 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
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図書分類

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