「地積規模の大きな宅地の評価」に対応した好評シリーズ第1弾のリニューアル
財産評価の第一人者が豊富な事例をベースに解説!税務上の土地の評価は、土地の形状や周囲環境等の違いから極めて個別性が強く、評価通達・基準書が複雑に絡み合っているため、しばしば評価額をめぐって納税者と課税庁の争いともなっています。
本書では、土地の評価について争われた裁決事例、しかも特に難解な32事例を題材に、その内容を詳細に分析、土地評価のエッセンスを抽出していきます。
相続税・贈与税の財産評価をはじめ、法人税の資産評価の場面でも、適正な土地評価は税理士の重要業務。税務トラブル回避のためにも、本書は必読の1冊!
目次
総論 広大地の評価(廃止)から地積規模の大きな宅地の評価(新設)へ
32のケース別に収録(CASE1〜CASE32)Ex.CASE1 「利用価値の著しく低下している宅地」に該当するか否かの判定事例
CASE7 借地権の装財産認識と借地権の取引慣行との関係
CASE11 都市計画道路予定地の区域内にある宅地の評価事例
CASE17 農地を宅地比准方式で評価する場合における宅地造成費の取扱い
CASE24 土地等の売買契約中に売主又は買主に相続等があった場合の評価
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
笹岡宏保…ささおか・ひろやす/税理士。昭和37年、神戸市生まれ。
昭和56年、関西大学経済学部入学。
在学中に税理士試験合格。昭和60年、関西大学経済学部卒業。
平成3年、笹岡会計事務所設立。
現在、財産評価のスペシャリストとして活躍。
著書多数、年間約200回の講演をこなしている。