子供の学ぶ力を育てる“メソッド”を満載した、学力づくりの決定版!
「大岱小(おんたしょう)の実践は、学校改革の『手立ての宝庫』だ!」とは、東京都東村山市立大岱小学校を長年指導してきた村川雅弘教授(鳴門教育大)の弁。
同校は、市内なら誰もが知る学力底辺校でしたが、校長のリーダーシップのもと教職員が一念発起して、学校改革を断行。
7年をかけて、トップレベルの学力向上を果たし、授業研究でも注目を浴びるようになりました!
本書はその軌跡と具体的手立てを公開し、「どの学校でもできる学校改革」の手法を提案します。
目次
1 驚くほど学力が伸びる“大岱式”授業づくり
1 これが大岱小の授業だ
2 大岱小が目指す授業とは
3 確かな学力を生み出す三つのメソッド
4 学力向上を支える授業改善プラン
5 授業を支える大岱小の学力向上施策
6 大岱小の授業づくりの特色
2 学び合い風土が生まれる校内研究
1 「DCAPサイクル」で創る校内研究システム
2 学びを見取る研究授業
3 みんなが主役のワークショップ型協議会
4 次につなげる授業改善論文・参観者論文
5 研究発表会
6 大岱小学校の取組みに学ぶこと
7 大岱小の取組みに学ぶこと
8 大岱小の校内研究の特色
3 学校改革を支える「新学校システム」
1 改革を促進するカリキュラムマネジメント
2 改革を促進するスタッフマネジメント
3 学校常識への挑戦
4 大岱小のカリキュラムマネジメント
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
村川雅弘…むらかわ・まさひろ/鳴門教育大学教授。専門は教育工学、授業研究・研修。著書に『実践 特色ある学校づくり』『ワークショップ型研修のすすめ』。「悠+」平成23年4月号より連載「ワークショップで教師が育つ」(仮称)がスタート