2010年6月度・「一般図書」分野単行本受注数ランキング(当社ウェブサイト経由)第1位!
--------------------------------------
ずっとこのままでいられたら――
誰もが通り過ぎる思春期の淡い恋心……。
たゆとう“少女のとき”を下町情緒豊かに描く樋口一葉の傑作。
路地裏のささやかな人間模様と、明治の女性のはかない人生が胸を打つ『わかれ道』も同時収録。
--------------------------------------
【本シリーズの特色】
原作に徹底して忠実な構成が本書の最大の特長。
原作にある言い回しや、背景の建物・小道具等をきちんと描いているので、原作に近いイメージを抱くことができます。
小・中学生でも読みやすく理解しやすいよう、難しい漢字にはルビをふり、分かりにくい用語には注を挿入。
巻末には、一流の執筆陣による作品解説と作家略年譜を掲載。
作品や作家の周辺知識を効率よく学べ、原作への理解をより深めることができます。
教科書で取り上げられることの多い作家の作品を中心に収録。
学校や家庭でも、原作への入門編として子どもたちの読書指導に役立てられます。
目次
・たけくらべ
・わかれ道
(全て樋口一葉原作)
・解説
燃えつきた若い女性の魂の叫び(作家 木崎さと子)
・略年譜
--------------------------------------
監修者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
小田切進(1924〜1992年)…おだぎり・すすむ
/文芸評論家、立教大学名誉教授、元日本近代文学館理事長、元神奈川県立近代文学館館長