保育ふかマル! シリーズ 3 乳幼児の「言葉」のしくみと発達の鍵|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン
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保育ふかマル! シリーズ 3 乳幼児の「言葉」のしくみと発達の鍵 聞く・話す・関わる力の育み方

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編著者名
今福 理博(武蔵野大学教育学部幼児教育学科准教授)/著
判型
A5・136ページ
商品形態
単行本・電子書籍
雑誌コード
図書コード
3100563-01-003
8173720-00-000
ISBNコード
978-4-324-11487-2
発行年月
2025/07
販売価格
2,530 円(税込み)

内容


0~5歳児までの言語発達のメカニズムと、日常で実践できる「言葉を育むヒント」!

「言葉と心の育ち」がわかる
…おしゃべり前から始まる「言葉」の発達。環境と関わり合いながら育つそのプロセスを、科学的エビデンスを基に丁寧にひも解きます
「保育環境や関わり方のポイント」がわかる
…言葉を育むために、どうすればいいか。環境設定や保育の要点が学べます
「保育現場の声」をコラムで紹介
…保育士、幼稚園教諭、巡回相談員など11名の専門職によるコラムを収録。
「こんなとき、どう寄り添う?」「言葉にならない気持ちをどう受けとめる?」
そんな日々の問いに寄り添うエピソードと実践知を紹介します
本文4色/2色刷り


\「子どもの見ている世界」と「言葉が育つ奇跡の瞬間」をともに探っていきましょう /


「言葉」を育む関わり方は? 絵本の読み聞かせ、どうする? → 発達心理の知識に基づく具体的提案やエピソードの数々が明日からの保育に役立つ!
「言葉」の実践をもっと深めたい… → 保育・幼児教育の5領域のひとつ「言葉」。大切なこのテーマの学び直しや振り返りにつながり、実践がより豊かに!


図・表・写真やかわいいイラストもたくさん。目で見て楽しい!


『保育ふかマル!シリーズ』とは…保育が「ふかまる」⇒知識が深まる・知識をアップデートできる+「マル!」⇒実践ができる、子ども保育者も笑顔になる。●「アタッチメント(愛着)」「レジリエンス」「模倣」…注目の概念を、発達心理や保育の専門家がやさしく解説。最新の理論や知識を得られます。●「我慢できない」「言葉が遅い」「泣いてばかり」…目の前の子どもの姿に対して、具体的な関わり方・保育の見通しが分かります。

 

 

メディアに紹介されました


著者・今福理博先生が所属する武蔵野大学のプレスリリースにて本書をご紹介いただきました。

【武蔵野大学】教育学部幼児教育学科 今福 理博准教授の新刊が発行! 
子どもの「言葉」はどう育つ?保育者のための発達心理学×実践ガイド『乳幼児の「言葉」のしくみと発達の鍵 聞く・話す・関わる力の育み方』

 

 

目次


<主要目次>

STEP1 「言葉」はどのように育つ?
胎児の音感
単語の発見(「りんご」や「ばなな」がわかるとき)
単語を見つけるしくみ(「いぬ」を聞き取る統計学習の力)
母語への適応:「R」と「L」を聞き分ける力
言葉の理解と発話の発達:語彙爆発
発語と語彙爆発:0歳から2歳頃
文法と会話能力:2歳頃から
言葉の使い方の力:2歳頃から
文字の興味と獲得:3歳から5歳頃
語りかけと言葉の発達(対乳児発話による語りかけ~聴覚情報~/発話の口の動き~視覚情報~/歌いかけの効果) ほか

[実践コラム]
・「そばにいるよ」:言葉による安心を土台に育まれる関係
・一緒に人形のお世話をしよう:見立て遊びと言葉の広がり
・1歳児の「かして」「どうぞ」「手伝って」
・「やだよー」を通して気づいた、「なっとく」すること、温かな言葉の大切さ

STEP2 社会性の育ちが「言葉」の発達に大切!
社会性と言葉の発達のつながり
社会性に関わる認知能力の育ち:社会的認知
他者と注意を共有し言葉を学ぶ:共同注意
真似して話すことで言葉を学ぶ:模倣
「うれしい」を学ぶということ:感情と言葉
他者と関わるための脳:社会脳
言葉のやり取りの育ちとしくみ:ターンテーキング
乳幼児への応答的な関わり:社会的随伴性
乳幼児の言葉を育む関わりのポイント
非認知能力と言葉の発達 ほか

[実践コラム]
・言葉にすることで育まれる子どもたち同士の関係
・「これなに?」から始まる好奇心と探究心
・子どもの声を聴く

STEP3 「言葉」の発達を支える保育の実践
乳幼児の発達に影響する環境
保育の質と発達の関係
豊かな言葉を育む保育環境
絵本の読み聞かせと発達への効果
言葉の発達の「個人差」とは
神経発達症とは
自閉スペクトラム症のある子どもの言葉を支援する
日本語を母語としない子どもとの関わり ほか

[実践コラム]
・子どもの言い間違いへの関わり方
・自分たちで話し合い、解決する力を育てるために
・巡回相談の中での自閉スペクトラム症児への言葉の支援

 

 

『保育ふかマル!シリーズ』について


発達心理でアップデート! 1冊で深まる・変わる 保育実践シリーズ


◆若手~中堅層の保育者向けに、発達心理学の視点から子ども理解と保育実践の手法をわかりやすく解説するシリーズ。 ◆保育指針等が示す保育内容や現場の課題から各巻テーマを選定。専門家による最新の科学的な理論・根拠と、それに基づく具体的な保育の方策をイラストや写真・図表を用いてポイント解説する。
「気になる子への関わり方に迷っている」
 → 子どもの発達や心理学の考え方が解決のヒントに!

「保育がうまくいかない」「クラスが落ち着かない」
 → 最新の理論と事例で子ども理解が深まる・保育の見通しがもてる!

 

 

『保育ふかマル!シリーズ』各巻・セット販売はこちらから


1巻 心の発達と「レジリエンス」の育て方 
子どもと保育の柔軟なあり方を目指して
2巻 保育がキラッと変わる!
子どもの「心が見える」5のヒント 
アタッチメント・子どもの権利を土台にして
4巻 絵本の読みあいで育む 「考える力」 
次代を生き抜く豊かな思考力の育て方
5巻 子どもの「移り気」のなぞ 
“気分屋”のこころの声のきき方
保育ふかマル! シリーズ 全5巻セット

 

 

著者プロフィール


今福理博(いまふく・まさひろ)
1987年、東京生まれ。武蔵野大学教育学部幼児教育学科准教授。博士(教育学)。専門は、発達科学、発達心理学、教育心理学。慶應義塾大学文学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学、同大学大学院教育学研究科特定助教、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現職。著書に、『赤ちゃんの心はどのように育つのか:社会性とことばの発達を科学する』(ミネルヴァ書房、2019年)、『どこかなどこかな? 』『どこかなどこかな?どうぶつ』(エンブックスの赤ちゃん絵本)(エンブックス、2021年、2023年)など。

 

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