生前贈与・相続時精算課税・事業承継税制など
未来を見据えたプロフェッショナルの技
<本書の三大特長>
1 具体的なケーススタディに基づく実践的アプローチ
相続税、贈与税、譲渡所得税など、資産税務における継続管理の具体的なケースを豊富に取り上げ、税理士が直面する実際の課題に対して実践的な解決策を提供します。
2 チェックリストと留意点による見落としの防止
各章ごとに、関与先の継続管理に役立つ書式やチェックリストを提供し、税務処理の失念や税賠事故のリスクを最小限に抑えるための留意点を詳しく説明します。
3 精算課税の改正による実務のポイントがわかる
改正相続税法によって生前贈与の実務に影響を与える改正に基づいた内容を織り込んでおり、相続時精算課税や事業承継税制の適用とその後の届け出や申告など、生前対策から相続、事業承継など長期にわたる継続管理術がわかります。
目次
第Ⅰ章 資産税務における長期管理の特徴とそのポイント
第Ⅱ章 相続対策としての生前贈与(相続時精算課税の適用含む)を継続して行っている場合
第Ⅲ章 相続が発生し、相続税の申告期限までに遺産分割が未了の場合
第Ⅳ章 土地の交換・買換え等をした場合
第Ⅴ章 事業承継税制を適用した場合(株価の管理含む)
第Ⅵ章 法人とそのオーナー間で土地・金銭を貸借している場合
巻末資料
著者紹介
河合 厚(かわい あつし)
税理士・税理士法人チェスター所属、元国税職員、税務大学校専門教育部主任教授(資産税担当)等を歴任。主な著書として、『精選Q&A 相続税・贈与税全書〔相続対策・税務調査編〕』『精選Q&A 相続税・贈与税全書〔相続対策・財産評価編〕』『精選Q&A 相続税・贈与税全書〔相続基本編〕』(清文社、令和4年11月)『生前相続対策[頻出]ケーススタディ(2021年)』(清文社、令和3年12月)、『新通達でこう変わる!マンション節税と相続税シミュレーション』共著(ぎょうせい、令和5年12月)ほか多数
笹岡宏保(ささおか ひろやす)
税理士、資産税のスペシャリスト、当社から発刊の『財産評価のキーポイント』は第6集を数える。主な著書として、『令和3年11月改訂 ケーススタディ 相続税財産評価の税務判断』(清文社、令和4年1月)『令和3年7月改訂 詳解 小規模宅地等の課税特例の実務』(清文社、令和3年8月)、『新通達でこう変わる!マンション節税と相続税シミュレーション』共著(ぎょうせい、令和5年12月)ほか多数