法制審の議論をベースに改正の趣旨や実務に与える影響を徹底解説
“まるごと”改正後の実務が分かる決定版です。
衆議院審議の“参考人”である編著者と参議院審議の“参考人”を含む
強力執筆陣が改正後の実務をズバリ解説します。
令和元年改正と本書のポイント
令和元年12月に成立・公布された会社法の一部改正(令和3年4月施行予定)について、いち早く実務に与える影響を紹介。法制審における改正の議論を踏まえ、改正の経緯から現行法との比較、実務に与える影響などを解説します。
令和元年改正で、株主総会の運営を始め、“税務”に影響する役員報酬の決め方、(会社に対する)補償とD&O(役員損害賠償)保険、さらに社債の管理、株式交付の方法などが変わります。「会社と役員・株主間」の新たなルールへの対応を関与先にアドバイスするのに最適です。
目 次
第1章 総 論
第2章 株主総会に関する規律の見直し
第3章 取締役等に関する規律の見直し
第4章 社債の管理
第5章 株式交付
第6章 その他の規律等の見直し
第7章 会社法改正と税制
第8章 資料
編著者プロフィール
[編著者]
松嶋 隆弘(まつしま・たかひろ)
日本大学教授、弁護士(みなと協和法律事務所)前私法学会理事、前空法学会理事。元公認会計士試験委員。松嶋隆弘=渡邊涼介編『仮想通貨はこう変わる!暗号資産をめぐる法律・税務・会計』(ぎょうせい、令和元年)、松嶋隆弘編著『法務と税務のプロのための改正相続法徹底ガイド令和元年施行対応版』(ぎょうせい、令和元年)等多数。
[執筆者]
福原 竜一(ふくはら・りゅういち)弁護士(虎ノ門カレッジ法律事務所)
渡邊 涼介(わたなべ・りょうすけ)弁護士(光和総合法律事務所)
大久保拓也(おおくぼ・たくや)日本大学法学部教授
松田 真治(まつだ・まさはる)名城大学法学部准教授
一ノ澤直人(いちのさわ・なおと)中央大学法学部教授
鬼頭 俊泰(きとう・としやす)日本大学商学部准教授
金澤 大祐(かなざわ・だいすけ)日本大学商学部専任講師
菊地 智大(きくち・ともひろ)弁護士(菊地法律事務所)
曽根 圭竹(そね・けいたけ)司法書士・行政書士(司法書士・行政書士 曽根総合法務事務所)
阿部 徳幸(あべ・のりゆき)日本大学法学部教授、税理士(阿部徳幸税理士事務所)