地方行政が直面する問題を問い続けて50年以上。国内外の自治制度の最新動向、法令改正についての的確な実務解説がタイムリーに紹介されることが本書最大の特長です。地方自治法はもちろんのこと、住民基本台帳や自治体の情報公開制度などに改正の動きがあれば、即座に対応し、解説、資料を掲載します。また、改正の動向についてだけでなく、「地方自治」への考えを深めるために役立つ論文も多数掲載しています。自治体の実務に携わる方はもちろん、学者・研究者など広く地方自治に携わる人々にとって必携の専門誌です。
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内容紹介
【巻頭論文】
地方議員のなり手不足と地方議会改革…河村 和徳
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第三二次地方制度調査会「二〇四〇年頃から逆算し顕在化する地方行政の諸課題とその対応方策についての中間報告」について(中)…山口 研悟
地方自治法施行令等の一部を改正する政令について(上)…陸川 諭
「「地方公共団体における内部統制制度の導入・実施ガイドライン」に関するQ&A」について(下)…谷 伸雄
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【巻頭論文】
地方議員のなり手不足と地方議会改革…河村 和徳
近年、地方議員のなり手不足の問題は、地方議会をめぐる重要な争点となりつつある。2019年の統一地方選挙では、問題が深刻化していることを示す結果となった。本稿では、地方議員のなり手不足を生む構造について多面的に考察し、問題を解決する地方議会・議員に関する改革をどのように行っていくべきかについて検討する。