「やさしすぎる」でもなく「むずかしすぎる」でもない!
入門と実践との架け橋となる実務書、ついに登場!
本書の特長
◆「地方税の滞納整理関係の解説書をいろいろと読んできたけれど、いまひとつ実践に生かせない…」そんな悩めるあなたに贈る実務書です。
◆地方税の滞納整理実務に携わる自治体職員向けに、必要な知識や心構えなどはもちろん、適宜図表を織り込むことでわかりやすく解説しています。
◆著者は、長年、国税の徴収に携わってきた経験を備え、現在は自治体の徴収現場を指導しており、徴収の理論と実務の双方に精通!
本書は、月刊「税」平成30年6月号から平成31年3月号までの10回の連載「新任・地方税担当職員のための『滞納処分の理論と実務』入門講座」を元に、加筆・修正し、構成し直したものです。
☆多くの規定が国税徴収法を準用
地方税の徴収に関する取扱いは、地方税法に規定してあるものの、その多くが国税徴収法を準用しています。このため、自学自習するには地方税法を読み込むだけでは十分でなく、国税徴収法やその通達等にも精通する必要があります。本書はこのような壁を取り払い、その基礎・根拠となる国税徴収法を踏まえた滞納整理実務を分かりやすく解説しています。
目次
第1章 滞納整理の概説
第2章 滞納整理における徴税吏員の心構え
第3章 納税交渉・応接
第4章 財産調査と質問・捜索等
第5章 滞納処分-財産差押え(総則)
第6章 各種財産の差押え等
第7章 滞納処分に関する猶予制度等
第8章 納税義務の拡張
第9章 交付要求・参加差押え
第10章 財産の換価
第11章 換価代金の配当
第12章 地方税における不服申立制度等
第13章 審査の申出
第14章 地方税における訴訟
第15章 滞納整理に関する通則的事項
編著者プロフィール
黒坂 昭一(くろさか・しょういち)
国税職員として国税庁の徴収畑で活躍し、定年退官後は税理士として、東京都の杉並区や昭島市などで、現場の徴収・滞納整理の指導にあたる。自治体主催の徴収・滞納整理関係の研修講師を多数務める。主な著書に『Q&A 実務国税徴収法〈平成29年版〉』(大蔵財務協会、 2017年)『Q&A国税通則法詳解』 (清文社、2015年) 、『Q&Aと解説による新しい換価と納税の猶予制度の実務要点解説』(大蔵財務協会、2016年)、他多数。月刊「税」や月刊「税理」にも寄稿。
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