○名古屋議定書の国内措置に関する説明会が全国で開催!
・2013年12月27日には、パブリックコメントも実施され、非常に注目が集まっています。
本書は具体的な事例を出しながら、名古屋議定書に関わる問題をわかりやすく解説しています。
また、企業様、研究者様の方に向け、名古屋議定書の解説と注意点を詳しく解説。気づかず犯しがちなルールも多く、業務を行う上で必読の一冊です。
(参考)環境省HP
平成25年12月17日
「名古屋議定書に係る国内措置の検討状況に関する説明会」開催のお知らせ
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17505
「こしひかり」や「あきたこまち」はその名前では中国で販売できない。
――その理由、わかりますか?
特許や商標などの知的財産に関するトラブルが毎日のように起きています。
難解で自分とは無関係と思いがちですが、実はとても身近な“知財”。
本書はさっと読めて、ざっと全体像がわかる1冊です。
■「世界一受けたい授業」(NTV)の講師が身近な事例を取り上げながら、特許の基本から地域資源の活用方法まで、知的財産で失敗しないためのノウハウを書き下ろし。
■あなたの技術・財産が知らないうちに無断で使用されているかもしれません。そうならないために「知的財産」のイロハをわかりやすく解説しました。
■知的財産についてお困りの企業ご担当者はもちろん、地域資源をいかした活性化策をお考えの自治体ご担当者にもお薦めの書です。
目次
1 微生物から特許が生まれる?
―知的財産は身近にある
2 コカ・コーラは特許を得ていない
―何が特許になり、なぜ特許で保護するのか
3 地域にとっての商標の役割
―商品だけがブランドではない
4 地域のストーリーをどう築いて売り出すか?
―ブランドは特産品というモノから体験へ
5 あなたの会社は大丈夫か?
―研究者・企業が気をつけたい名古屋議定書
6 中国に進出した企業の苦戦
―海賊版が無くならない
7 こう使う!地域でのサービス
―ワンストップサービスとしての「知財総合支援窓口」を賢く使いこなす
8 迫りくる国際化の波
―TPPや電子書籍化でこう変わる?知財事情
著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
【編著者】
香坂玲…こうさか・りょう/金沢大学人間社会学域地域創造学類准教授。
東京大学農学部卒業。2006年からカナダの国連環境計画生物多様性条約
事務局勤務後、国連大学高等研究所客員研究員や生物多様性条約COP10
支援実行委員会アドバイザーを歴任。
近著に『生物多様性と私たち』(岩波ジュニア新書)、『地域再生』(岩波ブック
レット)。日本テレビ「世界一受けたい授業」など、社会と環境をテーマとした
番組にも多数出演し、わかりやすい解説には定評がある。日本知財学会に
所属し、精力的に学会発表、英語を含む論文発表をしている。
【執筆者】
西悠…にし・ゆう 【2、3、6、8章】/吉森法律事務所に勤務。学習院大学法学部卒業。医療・試薬分野
での特許調査、ライセンス契約書、社内規則の作成に携わった。
加えて現在は、知財に関する訴訟、官公庁に対する申請、民事再生
等に関わる。
本田悠介…ほんだ・ゆうすけ 【1、5章】/神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程(国際法専攻)
在籍。環境省、外務省、在ジュネーブ国際機関日本政府代表
部専門調査員を歴任。
上西浩史…かみにし・こうじ 【コラム】 /弁理士
世良清…せら・きよし 【コラム】 /三重県立津商業高等学校教諭