町村自治を護って 大森 彌/著|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン

町村自治を護って 〜存立の危機に立ち向かう

クレジットカード払い・コンビニ支払い・請求書払い 対応

編著者名
大森 彌/著
判型
A5・200ページ
商品形態
単行本・電子書籍
雑誌コード
図書コード
5108216-00-000
8171545-00-000
ISBNコード
978-4-324-10093-6
発行年月
2016/01
販売価格
2,420 円(税込み)

内容

危機に直面する「町村」に関する、大森彌氏によるコラム集

◆地方消滅論、道州制構想、交付税削減、市町村合併、過疎など… 存立の危機に立ち向かってきた町村に関する著者の所感をまとめた一冊です。

◆「“自治体消滅”の罠」「“まち・ひと・しごと創生”を現代版“ふるさと創生”へ」など最新のトピックも満載しています。合併、道州制といった自治制度にかかわるものから、地域論・教育論に至るまで、町村や農山漁村をめぐる諸テーマをやさしくまとめたコラム集です。

◆やさしい語り口でどこからでも読める、これからの町村を担う、首長・議員・職員必読です。

目次


はじめに―全国町村会と私

1.存立の危機への対応

 1 「骨太の方針」と小規模町村の扱い
  ▽「骨太方針」の呪縛から解き放たれよ

 2 「西尾私案」と「市町村連合案」
  ▽町村の新しい自治制度〜『市町村連合』案

 3 三位一体の改革と地方財政
  ▽三位一体の改革と地方六団体改革案の実現
  ▽プライマリーバランスの黒字化
  ▽地方交付税を「地方共有税」へ
  ▽地方交付税の「算定の簡素化」
  ▽町村 この基礎自治体の底力

 4 町村の行方一農山漁村の可能性−
  ▽対談 町村の行方一農山漁村の可能性−

 5 「平成の合併」後の町村と民主党の地方自治政策
  ▽「平成の合併」後の町村
  ▽「合併促進運動」の終息と「総合行政主体」
  ▽本当に「300基礎自治体」を目指すのか
  ▽新政権と町村の将来

 6 3・11後に思う
  ▽なんという地震災害
  ▽「原災」市町村の住民減少を食い止めたい
  ▽そこに人がいる地域へ
  ▽平成23年全国町村長大会に寄せて―3・11後に思う
  ▽新年の事触れ―小さいことは、いいことである

 7 道州制推進基本法案と全国町村会
  ▽町村の存亡がかかる道州制基本法
  ▽新政権と道州制基本法案の提出
  ▽小規模市町村の存亡がかかる「道州制推進基本法案」
  ▽疑問が尽きない「道州制推進基本案」

 8 人口減少時代を生き抜く
  ▽「自治体消滅」の罠
  ▽国籍法の「血統主義」と人口の自然減
  ▽「まち・ひと・しごと創生」を現代版「ふるさと創生」へ
  ▽地方創生―人口減少に立ち向かう―
  ▽子宝の島
  ▽日本国憲法と人口政策


2.町村自治の風景―閑話休題

 1 首長論
  ▽マジィック・ボックス
  ▽先見の明と改革
  ▽民意を信頼し民意に問う
  ▽覚悟と責任を問われる首長職
  ▽庶民の願いと政治

 2 自治体論
  ▽最初の政府
  ▽地域言語で書く条例
  ▽先端
  ▽自前で作る基本構想・計画を
  ▽身近さの含意 

 3 自治体職員論
  ▽大部屋執務
  ▽ジンザイ・いろいろ
  ▽調査企画は職員の手で
  ▽40前後の自己鍛錬
  ▽地方公務員法の改正と人事評価

 4 地域・地域づくり論
  ▽親水
  ▽「コミュニティ」管見
  ▽「ふるさと」と元気
  ▽辛苦みつつ地域を興す
  ▽鶏の鳴き方と葬式と文化と
  ▽地域社会の健康度
  ▽スポーツと地域づくり
  ▽「再訪の地」考

 5 人づくり・教育論
  ▽十四歳の魔性
  ▽学校の喪失
  ▽若者の生きがい
  ▽少子化への対策はあるか
  ▽子育ては「早寝、早起き、朝ご飯」
  ▽「キョウイク」と「キョウヨウ」

 6 生活・人生論
  ▽「婦人」から「女性」へ
  ▽ポックリと天国を往生
  ▽河童
  ▽御飯
  ▽俗人の人生観
  ▽崩れた二つの神話とこれから
  ▽絶対悪


おわりに

最近見た書籍

  • 行政・自治
    町村自治を護って
    2,420円(税込み)

新着書籍

  • 税務・経営
    旬刊 速報税理 2024年4月21日号
    847円(税込み)
  • 行政・自治
    論点解説 改正民法・不動産登記法
    5,940円(税込み)

売れ筋書籍ランキング