
平成20年末に導入された新公益法人制度に伴い、
公益法人は新制度による公益法人に移行する必要がありますが、
市町村の設置する公益法人の移行申請はほとんどされていません。
そうした状況を踏まえ、本書は、市町村設置公益法人に焦点を絞り、
新制度下での公益認定を目指すための、具体的な対応方法やポイントを解説。
新法人への移行を目指す市町村や市町村設置公益法人の関係者必読の一冊です。
移行手続きにとどまらず、行財政改革の中での市町村と公益法人の関係性や、
それを踏まえた新制度への対応方針の立て方等、組織改革の手法についても紹介。
すぐに役立つ実践的な内容です。
目次
1 市町村と市町村設置公益法人
市町村設置公益法人を取り巻く三重苦
なぜ市町村設置公益法人は作られたのか
市町村と市町村設置公益法人の関係
2 新公益法人制度で何が変わるのか
公益法人制度はなぜ改革されたのか
新公益法人制度の概要
既存公益法人から新公益法人への移行
新公益法人制度にどう対応するのか
3 市町村設置公益法人の組織改革
ケーススタディ (財)八尾市文化振興事業団の挑戦
組織改革を成功に導くために
著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
朴井晃…ぼくい・あきら/八尾市立病院企画運営課