本書の特色
◆裁判所の手続の流れに沿って、実務上の留意点を解説した実践マニュアル!
裁判所の手続の流れに沿って豊富な書式例を掲載しつつ、実務上の留意点を丁寧に解説した実践マニュアル!
◆文献リサーチツールとしても最適
研究書、弁護士・裁判官の執筆に係る実務書の参照箇所が提示されており、文献リサーチツールとして最適!
◆「知りたいことがすぐわかる」詳細な解説!
上巻では、執行予納金、許可代理・記録の閲覧謄写・不服申立手続等を確認した上で、不動産の競売・保全処分から売却・配当手続等の解説を詳細に行い、「知りたいことがすぐわかる」配慮がなされています!
◆幅広い手続の解説!基本知識のみならず配慮すべき点も!
下巻では、船舶・航空機・自動車、動産、債権執行における差押え・換価・配当等の手続、株式・振替社債・知的財産権・電子記録債権・暗号資産等のその他の財産権等の直接強制・代替執行・間接強制、および財産開示手続について、各場面での基本知識のみならず配慮すべき点についても解説されています!
◆必要な書式が豊富に掲載!ダウンロードも可能!
申立書・命令・目録等手続上必要となる書式(webサイトからダウンロード可)が豊富に本文中に掲げられています。
◆今注目されている手続にも言及
子の引渡し執行、面会交流の間接強制手続にも言及しています。
こんな場面で役立ちます!
場面①➡弁護士が、判決獲得後に相手方が判決に従わない場合に、執行手続を行うため 場面②➡司法書士が、執行手続に必要な書面作成、申立手続を理解するため 場面③➡裁判官が、提出された書類が正確か、要件を満たしているか、正確な手続が履践されているか確認するため 場面④➡債権者(金融機関)が、今後、どのような手続を経て金銭など(債権)が回収されるのか確認するため
目次
(上巻)【総論・不動産執行編】
第1章 民事執行総論
第1節 民事執行総論/第2節 民事執行の手続/第3節 民事執行における不服申立て
第2章 強制執行・担保執行総論
第1節 強制執行総論/第2節 強制執行の開始/第3節 金銭執行総論/第4節 担保執行総論/第5節 執行の停止・取消し
第3章 不動産執行
第1節 総論/第2節 不動産執行申立て前の準備/第3節 不動産競売の申立て(一般)/第4節 不動産競売の申立て(特殊な申立て)/第5節 競売開始及び保全処分等/第6節 売却準備・売却条件確定手続/第7節 売却手続/第8節 買受人の保護/第9節 配当等 /第10節 不動産担保収益執行
(下巻)【債権執行・その他の執行編】
第4章 準不動産執行・動産執行
第1節 準不動産執行/第2節 自動車執行/第3節 動産執行・動産競売
第5章 債権その他の財産権の執行
第1節 債権執行総論/第2節 債権執行の申立て(総論)/第3節 債権執行の申立て(各論)/第4節 担保権実行の申立て/第5節 差押え/第6節 換価/第7節 供託・配当
/第8節 少額債権執行/第9節 物の引渡請求権に対する執行/第10節 その他の財産権に対する執行
第6章 非金銭執行
第1節 非金銭執行総論/第2節 直接強制/第3節 代替執行/第4節 間接強制
第7章 その他の執行
第1節 形式競売/第2節 債務者財産状況調査
著者紹介
■岡口 基一(おかぐち・きいち)
平成6年4月判事補/平成11年4月東京地方裁判所知的財産権部判事補(特例)/平成16年4月福岡地方裁判所行橋支部判事、その後、水戸地方裁判所、大阪高等裁判所、水戸地方裁判所下妻支部、東京高等裁判所を経て平成31年4月1日 仙台高等裁判所判事
当社から発刊された書籍
■「民事保全・非訟マニュアル 書式のポイントと実務」
■「要件事実マニュアル 第6版」
セット 「要件事実マニュアル 第6版 全5巻セット」
第1巻 「要件事実マニュアル 第6版 第1巻 総論・民法1」
第2巻 「要件事実マニュアル 第6版 第2巻 民法2」
第3巻 「要件事実マニュアル 第6版 第3巻 商事・手形・執行・破産・保険・金融・知的財産」
第4巻 「要件事実マニュアル 第6版 第4巻 過払金・消費者保護・行政・労働」
第5巻 「要件事実マニュアル 第6版 第5巻 家事事件・人事訴訟」
■「民事訴訟マニュアル 第3版」
セット 「民事訴訟マニュアル 第3版 ―書式のポイントと実務― 上下巻セット」
上巻 「民事訴訟マニュアル 第3版 ―書式のポイントと実務― 上巻」
下巻 「民事訴訟マニュアル 第3版 ―書式のポイントと実務― 下巻」
■「ゼロからマスターする要件事実――基礎から学び実践を理解する」
■「破産・再生マニュアル」
セット 「破産・再生マニュアル 上下巻セット」
上巻 「破産・再生マニュアル 上巻【債務整理総論・破産①編】」
下巻 「破産・再生マニュアル 下巻【破産②・個人再生・民事再生編】」