学校法人会計の初心者から実務担当者まで幅広く愛用されている入門書の最新版!
本書は『よくわかる学校法人会計の仕組みと決算書の見方 改正会計基準完全対応版』(平成26年8月刊)発刊以降の関連法の改正を踏まえて全面改訂するものです。
私立学校の経理担当者や経営者向けに、学校法人会計の決算書の見方・読み方・進め方を図解を用いて詳説。著者が実務(現場)で感じた理解の仕方や経験談を交え、具体的かつ平明に解説しています。
改訂版では、最近の改正のほか、子ども・子育て支援法施行によって変更になる会計処理、財務分析比率の改正などを増補しています。
☆前回版からの改訂ポイント☆
◆2015年4月施行「子ども・子育て支援新制度」の会計制度の解説を新規に収録!
新制度の概要はもちろん、注意すべき会計処理のポイントを図表でビジュアル的にも分かりやすく解説しています!
◆経営層には「財務分析」(第9章)が役に立つ!!
日本私立学校振興・共済事業団発表の財務比率を多く取り込み、計算書類の分析方法を現場経験豊富な著者がわかりやすく解説しています!
*「財務分析」とは、学校法人の計算書類の数値を使って経営状況を分析することです。例えば過去の決算書と比べたり、予算や事業計画の数値と比べたり、同種の学校と比較したりします。その判断基準となるのが、日本私立学校振興・共済事業団が発表する財務比率です。
目次
第1章 学校法人会計の基本的な仕組み
第2章 学校法人の決算書の仕組みと実務
第3章 資金収支計算害の仕組みと実務
第4章 事業活動収支計算書の仕組みと実務
第5章 賃借対照表仕組みと実務
第6章 附属明細表の仕組みと実務
第7章 基本金の仕組みと実務
第8章 税金の仕組みと実務
第9章 財務分析の仕組みと実務
第10章 子ども子育て
参考法令
著者プロフィール
梶間 栄一(かじま えいいち)
1959年生まれ。1982年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1986年公認会計士登録。1994年税理士登録。前日本公認会計士協会(東京会)学校法人委員会委員長のほか、大学マネジメント研究会監事や文部科学大臣所轄学校法人及び知事所轄学校法人の監査責任者、その他学校法人の監事・顧問など幅広く活躍中。