スーパー公務員・木村俊昭の地域づくりのノウハウがここに!
地域創生の取り組みが各地で展開されている今日、その動きを一過性のものにせず、地域全体に波及させ、真に実効性のあるものとするための戦略のポイントを解説します。
◆地域創生の「できない」を「できる!」に変える理論と実践が、 分かりやすくこの一冊に収録!
◆いかにして「地域創生汗かき人・木村俊昭」は生まれたのか?
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著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
木村 俊昭(きむら としあき)…東京農業大学教授・内閣官房シティマネージャー
小樽市職員時代にガラス工房を誘致しガラスの街としてのブランド化を進めるなど、まちづくりの実績を上げる。こうした実績が評価され、平成18年から、内閣府、農林水産省などに出向し、地域活性化の政策立案に関わった。現在は東京農業大学教授・内閣官房シティマネージャーを務めるかたわら、全国各地で講演や現地アドバイス活動を行う。こうした活動がマスコミにも注目され、「スーパー公務員」と評されるに至っている。
「月刊ガバナンス」平成27年5月号の表紙及び巻頭インタビューで取り上げられたほか、平成21年には、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演。
目次
序章 地域創生の現状と課題
第1節 地域の現状と政策的課題
第2節 既存研究の整理とプロデューサー人財育成の必要性
第3節 研究課題の設定と本書の構成
第1章 地域経済学と地域政策に関する理論的考察
第1節 地域経済の構成と政策主体としての自治体
第2節 地域経済学の形成と地域政策の課題
第3節 日本の地域政策の変遷と地域創生
コラム 木村俊昭物語1【小中高時代】自ら場を創れ!
第2章 地域創生に向けた実践的手法としての人財養成
第1節 地域人材の養成と定着のシステム形成
第2節 地域活性化プロデューサー人財に求められる能力
コラム 木村俊昭物語2【大学時代】地域創生の仮設
第3章 地域創生の実践的な先駆事例
第1節 地域リーダー及びキーパーソンの存在
第2節 全体最適と地域の産業政策
第3節 まちづくりと住民参画
第4節 地域プロデューサー人財の養成システム
第5節 先駆事例のまとめ
コラム 木村俊昭物語3【小樽市役所前編】ワークとライフワーク
第4章 地域創生プロデューサー人財の養成
第1節 官民に求められるプロデューサー人財の重要性と養成プログラム
第2節 今後の有望な自治体のプロデューサー人財養成事例
第3節 地域創生プロデューサー人財の養成プログラムの意義
コラム 木村俊昭物語4【小樽市役所後編】全体最適への道程
終章 人財養成が地域創生に与える影響
コラム 木村俊昭物語5【小樽市から内閣官房・内閣府、農林水産省へ】常に体系化を心掛けよ!