税務訴訟の基礎を学ぶにはこの1冊!
税務判例の読み方と、法的な思考力が、自然に身につく!
『月刊税理』で連載した「判決を読もう! 裁判記録から学ぶ税務訴訟の基礎」(平成24年1月号~平成25年12月号)をまとめるもの。
単行本化にあたり、1.裁判官の思考プロセス、2.通達や確定判決の影響など実務に必携のエッセンスを加え、見落としがちな法律知識の解説や、解釈技術をわかりやすい形で解説!
目次
はじめに
第1部 判決を読もう!
CASE 1 :遡及立法違憲判決から裁判の骨組を読む!
CASE 2 :判決主文の意味を学ぶ1~第一審判決
CASE 3 :判決主文の意味を学ぶ2~控訴審判決
CASE 4 :判決主文の意味を学ぶ3~上告審判決(上)
CASE 5 :判決主文の意味を学ぶ4~上告審判決(下)
CASE 6 :法令の規定等,争いのない事実等
CASE 7 :争点とはなにか?
CASE 8 :当事者の主張
CASE 9 :裁判所の判断
CASE10 :言い回しでみる判決理由の読み方
【コラム】~ちょっと,ひと休み(判決を読む際の注意点)
第2部 最高裁判決も読んでみよう!
CASE11 :最高裁判決の読み方①~規範部分を探そう!
CASE12 :最高裁判決の読み方②~原審の判断について
CASE13 :最高裁判決の読み方③~調査官解説との併読
CASE14 :最高裁判決の読み方④~「補足意見」の意味
CASE15 :最高裁判決の読み方⑤~下級審での規範との関係
CASE16 :最高裁判決の読み方⑥~複数の最高裁判決がある場合
CASE17 :最高裁判決の読み方⑦~判例の射程
CASE18 :確定判決の影響
【コラム】~ちょっと,ひと休み(最高裁判決の思い出)
第3部 判決の考え方を知ろう!
CASE19 :法解釈と法令用語の知識
CASE20 :裁判所は通達をどのようにみているのか?
CASE21 :規範とあてはめ
CASE22 :法解釈の手法~文理解釈と趣旨解釈
CASE23 :判例の射程と事実上の拘束力
CASE24 :解釈論の限界を考える
【コラム】~ちょっと,ひと休み(法律用語のむずかしさは何が原因!?)
おわりに