行政・自治
東日本大震災からの真の農業復興への挑戦
3,850円(税込み)
―「地震」、「津波」、「放射能汚染」―
3重の震災被害を被った福島県相馬市と東京農業大学による農業復興への挑戦!
■東日本大震災直後から福島県相馬市に大学をあげて支援活動をしてきた、東京農業大学の取り組みを一冊にまとめました。
■津波、放射能汚染被害を受けた地域の農林業の復旧、復興に係る東京農業大学の取り組みを、「相馬モデル」として提示して、被災地域に寄り添った真の農林業の復旧、復興モデルを提案します。
■迅速な復旧・復興のために必要となる農業技術、農業経営、農業対策の在り方も合わせて提示していきます。
第I部 津波・放射能汚染からの復興の2年半の歩み
第1章 未曾有の大震災に遭遇した行政の苦悩と復興の歩み
第2章 大学による災害復興支援の理念、プロジェクトの活動設計と成果の普及
第3章 相馬地域の農林業の特徴と東日本大震災による農林業被害の実態
第?部 東京農業大学「東日本支援プロジェクト」の取り組みと成果
第1章 「東京農大方式」による津波被災農地復興への取り組み
第2章 津波による営農被害の実態と被災地域の農業の新たな担い手・経営の創造
第3章 土壌肥料チームによる放射能汚染水田での営農技術開発の取り組み
第4章 樹木の放射性セシウムの動態の解明と森林除染戦略
第5章 放射能汚染地域の営農システム復興のための農地1筆単位の放射能モニタリングシステムの
開発と実証
第6章 農産物風評被害の実態と克服方向−消費者調査に基づく−
第?部 東京農大における震災復興関連研究成果トピックス