実効性ある条例がわかる!つくれる!!つかいこなせる!!!
■親しみやすいイラストを多用。初任者でも苦手意識を持たず分かりやすく条例づくりおよび条例を使いこなすポイントが本書1冊で身につきます!
■政策条例をただ「つくる」だけではなく、その構造に立ち入って「理解」を深めることで、条例の「使いこなし方」まで学べる内容となっています。
目次
第1章 条例について理解しよう
第1節 条例=政策課題を実現するための手段
第2節 条例によって定めることのできる内容
第3節 条例が違憲・違法とされるケース
第2章 実際の条例をもとに、その構造をみていこう
第1節 条例を制定する前に
第2節 条例の目的・基本方針について明らかにしていこう
第3節 用語の定義
第4節 目的を実現するために必要な規定について理解しよう
第3章 実効性確保のための措置について理解しよう
第1節 はじめに
第2節 代執行
第3節 強制徴収
第4節 罰則① 行政刑罰
第5節 罰則② 過料
第6節 インフォーマルな義務履行確保の手段
第7節(参考)直接強制
第8節(参考)執行罰 第9節 即時強制
第4章 条文に落とし込もう
第1節 条例の構成
第2節 法制執務の基本的事項
第3節 おわりに
判例索引/事項別索引
著者紹介
板垣 勝彦(いたがき かつひこ):横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授
昭和56年生まれ。平成16年東京大学法学部卒業。平成18年東京大学法科大学院修了。平成19年東京大学大学院法学政治学研究科助教、平成22年国土交通省住宅局住宅総合整備課主査、平成23年山梨学院大学講師、平成25年横浜国立大学准教授等を経て、令和4年より現職。(一財)地方自治研究機構のセミナー講師および市町村アカデミー研修講師ほか当社クリエイティブ事業の講師も務めており、自治体への研修等の実績も多数。