公共の利益を実現するためには、条例にどう規定したらよいか?
そのポイントを解き明かします!
・「ごみ屋敷条例」を題材にして、実効性のある条例づくりに必要な視点(「措置命令」を発出する際に必要な事前手続、「学識経験者への諮問」のメリット・デメリット、即時強制の課題等)を解説。
・素案作成から条文化のポイント、法制執務の基本的知識を解説。
⇒本書1冊で、条例策定のための知識を身につけることができます!
・解説文中に、参考となる判例や法令等を明記。
・気になる用語や判例から探せる索引もつき。
目次
第1章 条例について理解しよう
第1節 条例=政策課題を実現するための手段
第2節 条例によって定めることのできる内容
第3節 条例が違憲・違法とされるケース
第2章 実際の条例をもとに、その構造をみていこう
第1節 条例を制定する前に
第2節 条例の目的・基本方針について明らかにしていこう
第3節 用語の定義
第4節 目的を実現するために必要な規定について理解しよう
第3章 実効性確保のための措置について理解しよう
第1節 はじめに
第2節 代執行
第3節 強制徴収
第4節 罰則? 行政刑罰
第5節 罰則? 過料
第6節 インフォーマルな義務履行確保の手段
第7節(参考)直接強制
第8節(参考)執行罰
第9節 即時強制
第4章 条文に落とし込もう
第1節 条例の構成
第2節 法制執務の基本的事項
第3節 おわりに