「10の姿」のとらえ方・取組み方は――。
発達がわかれば見えてくる!
「自立心」「思考力」「感性・表現」……、「10の姿」別の発達段階を整理!
保育のポイントが分かる35の実践事例!
●幼稚園教育要領・保育指針等で示された「10の姿」を発達心理の切り口から徹底解説! ●3~5歳児の発達段階や、それに基づいたホットな先進事例を豊富に収載! ●保育の第一人者、無藤 隆先生(白梅学園大学)が監修。確かな内容をお届けします!
「10の姿」とは―
幼稚園・保育園等で共通の目標とされた指針
①健康な心と体、②自立心、③協同性、④道徳性・規範意識の芽生え、⑤社会生活との関わり、⑥思考力の芽生え、⑦自然との関わり・生命尊重、⑧数量・図形、文字等への関心・感覚、⑨言葉による伝え合い、⑩豊かな感性と表現
目次
序章 なぜ「10の姿」が求められるのか
第1章 「10の姿」の育て方
1 健康な心と体
「健康な心と体」にかかわる発達と保育
3歳児事例/4歳児事例/5歳児事例(以下同)
2 自立心
「自立心」にかかわる発達と保育
3 協同性
「協同性」にかかわる発達と保育
4 道徳性・規範意識の芽生え
「道徳性・規範意識の芽生え」にかかわる発達と保育
5 社会生活との関わり
「社会生活との関わり」にかかわる発達と保育
6 思考力の芽生え
「思考力の芽生え」にかかわる発達と保育
7 自然との関わり・生命尊重
「自然との関わり・生命尊重」にかかわる発達と保育
8 数量・図形、文字等への関心・感覚
「数量・図形、文字等への関心・感覚」にかかわる発達と保育
9 言葉による伝え合い
「言葉による伝え合い」にかかわる発達と保育
10 豊かな感性と表現
「豊かな感性と表現」にかかわる発達と保育 第2章 「10の姿」をトータルに育てる保育実践(5事例)
第3章 「10の姿」を育てるカリキュラム・マネジメント
監修者著者紹介
無藤隆(むとう・たかし)
白梅学園大学大学院特任教授。お茶の水女子大学生活科学部教授、白梅学園大学学長、白梅学園大学大学院子ども学研究科長を経て、現職。平成29年告示に際しては、文部科学省中央教育審議会委員・初等中等教育分科会教育課程部会会長として『学習指導要領』『幼稚園教育要領』の改訂に携わる。また、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂に関する検討会座長として『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』の改訂に携わる。当社刊の書籍(編著)として『育てたい子どもの姿とこれからの保育―平成30年度施行 幼稚園・保育所・認定こども園 新要領・指針対応―』がある。
大方美香(おおがた・みか)
大阪総合保育大学学長。専門は保育学・乳幼児教育学。城南女子短期大学教授を経て現職。文部科学省中央教育審議会委員、厚生労働省社会保障審議会委員。