大規模災害や新型コロナウイルスに、
介護現場はどのように備え、対応する必要があるか?
その答えをこの1冊に凝縮!
☆毎年のように発生する大規模災害や昨今の新型コロナウイルスに対して、日ごろからどのように向き合い、どのような備えが必要なのか、緊急時にどのような対応が必要となるのかを紹介。被災・感染と共存していくための介護施設・介護サービスづくりに役立ちます。
☆東日本大震災・令和2年熊本豪雨災害・新型コロナウイルス等を実際に経験した介護施設長・担当者が執筆しているので、現場で発生したこと、経験したことを踏まえて実際に取り組んでいることや教訓などを具体的に示しています。
☆災害・感染症対応時に必要となる備え等に関するチェックリストを掲載しているので、すぐ活用できる内容です。
目次
第1章:介護施設の利用者を災害から守るために
(早坂 聡久)
第2章:東日本大震災での被災と復興への取組み-厄災への備えと社会福祉の役割-
(社会福祉法人典人会 専務理事 内出 幸美)
第3章:豪雨被害への備え-熊本豪雨被害を通して-
(社会福祉法人上天草会 理事長 原田 英樹)
第4章:DWAT・DCAT(災害派遣福祉チーム)の実践と課題
(東洋大学 ライフデザイン学部 准教授 八木 裕子)
第5章:事業継続計画(BCP)の策定の必要性
(株式会社CoAct 代表取締役 渡嘉敷 唯之)
第6章:利用者と職員を守る施設づくりについて-感染対策の経験を踏まえて-
(社会福祉法人愛の会 法人本部長兼統括施設長 木村 哲之)
第7章:介護施設の感染症対策のための体制整備について
(宮城大学 看護学群 特任講師 松永 早苗)
第8章:コロナ禍の施設に求められる変革-介護保険の東京23区問題の解決策-
(社会福祉法人大三島育徳会 理事長 田中 雅英)
編集代表紹介
早坂 聡久(はやさか としひさ) 東洋大学 ライフデザイン学部生活支援学科 准教授
・社会福祉法人柏松会常務理事(・特別養護老人ホーム柏松苑施設長・村田町デイサービスセンター所長)・社会福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)
・福祉施設の経営や被災地における高齢者福祉サービスの課題などの論文を多数執筆。