部下を持ったら、何を指導するべきか?解決に導く90の手法を紹介!
新人時代に教えるべき公務員の基本から、将来的なキャリアを考えさせる方法まで、
ポイントごとにわかりやすくアドバイスします。
本書のポイント
●公務員として最初に指導すべきことから、長期的視点での育成方法、仕事へのモチベーションをどうやって引き出すのか、などをポイントごとに丁寧に解説します。
●自治体職員は異動の多さや、希望の人事が通りにくいなど、公務員ならではの人事制度から、職員それぞれの仕事へのモチベーションが保ちづらい環境にあります。本書はそんな公務組織の特性を踏まえつつ、部下を積極的人材に育て、イキイキと働ける組織とするためのコツをわかりやすくアドバイスします。
目次
第1章 新人を育てる20の手法
1 公務員の基本を理解させる。
2 公務の特性を理解させる。
3 公務員としてのプロ意識を持たせる。
4 組織のビジョンを理解させる。
5 コンプライアンス意識を持たせる。
6 仕事への真摯さを教える。
7 公務員としての誇りを持たせる。他
第2章 部下を伸ばす50の手法
1 成長の機会を与える。
2 教えすぎない。
3 上限を設けない。
4 部下に関心を持つ。
5 計画を立て継続的に育てる。
6 学ぶ意義を理解させる。
7 部下の評価は上司である自分の評価と受け止める。他
第3章 モチベーションを引き出す20の手法
1 高いことを強要しない。
2 意義を感じさせる。
3 さまざまな報酬を与える。
4 達成感を感じさせる。
5 行動を具体的に褒める。
6 裁量を与える。
7 承認する。
高嶋 直人(たかしま・なおひと)
人事院 公務員研修所客員教授。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。人事院公務員研修所主任教授、財務省財務総合政策研究所研修部長などを経て現職。人事院、財務省、国土交通省、自治大学校、市町村アカデミー、マッセOSAKA、東北自治研修所、全国の自治体などにおいて「マネジメント」「リーダーシップ」「働き方改革」「ハラスメント防止」等の研修講師を務める。月刊『ガバナンス』に「人財を育てる“働きがい”改革」連載中。