新しくなった幼稚園「要録」の書き方に対応!大好評ベストセラーを全面改訂! 「要録」記入ハンドブックが事例を増やしてパワーアップしました。 ケーススタディと記入例で「評価」と「要録」のギモンが解ける・わかる・書ける!
平成30年度から新しくなった幼児評価の観点と様式に対応させ、すべてのケーススタディを新たに書き下ろしました。幼稚園・認定こども園・保育所ごと、満3歳児、3歳児、4歳児、5歳児ごとに分類し、具体的な出来事や一人一人の変容をもとにどのように記入したらよいか、実例形式で紹介。
項目ごとの記入のポイントがイメージしやすい内容となっています。これで「要録」への備えは万全です。
「要録」記入ハンドブックの特長
○子どものタイプ別ケーススタディで幼児評価の進め方がよくわかる!
・「一人遊びが大好きなリンの場合」「なかなか言葉が出ないハルトの場合」など、たっぷり30事例。
“どこの園にもいる”“うちの園の○○ちゃんに似ている”そんな子どもの姿を取り上げています。
・「日常の保育記録」から「年度末の要録記入」までの幼児評価の進め方が身に付きます。
○「要録」記入例が「ひと目でわかる」2色刷り!
・ケースごとに「要録」の記入例を収録。記入部分を赤字で強調していますので、
「どの欄にどんなふうに書くか」サッとつかむことができます。
平成30年の指導要録の改善事項
小学校の指導の際に生かされるよう、最終年度の「指導上参考となる事項」欄において、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」にそって、幼児の中に芽生えつつある資質・能力と指導の過程を書くことが求められるようになりました。
「要録」記入ハンドブックの目次
序 章 子どもの育ちと評価
・よりよい保育実践を生み出すための評価
・保育における評価に臨む保育者の姿勢
・評価の信頼性と妥当性を高めることと、小学校との連携 ほか
〈コラム:ピグマリオン効果〉
第1章 保育記録と評価
・保育の記録から自己評価へ
・評価から改善そして次の計画へ
・保育所における児童票(子ども理解の指標)との関連
・5歳児の発達と「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」 ほか
第2章 「要録」の基礎知識
・「幼稚園幼児指導要録」の基礎知識・記入方法
・「保育所児童保育要録」の基礎知識・記入方法
・「幼保連携型認定こども園園児指導要録」の基礎知識・記入方法
〈「要録」の基礎知識早わかり表〉
〈5歳児の書き方のポイント 〜5領域と「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の視点のつながり〉
第3章 「要録」記入の実際 ケーススタディPart1
⇒[幼児評価の流れがよくわかる! 各ケース4ページ構成]
【満3歳児】
・自分の想いに忠実なヒカルの場合
【3歳児】
・不安感が強く遊び出せずにいたトシキの場合
【4歳児】
・周りの様子をじっと見ていることの多かったダイキの場合
・なかなか友達の思いを受け入れられないタクヤの場合
【5歳児】
・自己肯定感が低かったマサミの場合
・何でも思い通りにしたいサトシの場合
・クラスのことを自分事として捉えきれないユウタの場合 ほか
第4章 「要録」記入の実際 ケーススタディPart2
⇒[見開きでパッと見渡せる! 各ケース2ページ構成]
【満3歳児】
・意志が強く積極的だが口調の荒いミズキの場合
【3歳児】
・車へのこだわりが特に強いサトルの場合
・園ではなかなか言葉が出ないハルトの場合
・イメージが豊かだが一人遊びが大好きなリンの場合
・友達との関わりがわからないマキの場合
【4歳児】
・自分とものの世界から、徐々に友達への興味・関心が出てきたタケシの場合
・とにかく内弁慶なヒカリの場合
・遊びに入れないナナコの場合 ほか
【5歳児】
・自分の思いをなかなか出せなかったサエコの場合
・不安感が強く先生の側にいたいユウヒの場合
・自分の思いに自信がもてないカリンの場合
・なんでも一番になりたがるシュンスケの場合
・生活面や様々な活動等、発達がゆっくりなカズキの場合 ほか
参考資料
・要録の改善に関する通知