○「特別支援教育」は今、転換期にあります。障害者権利条約を受けて、障害者差別解消法が成立・施行。さらに、新しい学習指導要領において、全校種を通じて、特別な配慮を必要とする子供への指導の充実が明記されました。
○特別支援教育の対象となる子供たちは増加傾向にあり、全ての学校や学級において、発達障害を含めた障害のある子供が在籍する可能性があるという前提に立って学校教育を展開することが、求められています。
目次
第1章 インクルーシブ教育と教育相談・コンサルテーション 柘植雅義
第2章 子供の多様性と保護者との連携 鎌塚優子
第3章 これからの教育相談(いじめ、外国籍等) 飯田順子
第4章 これからの生徒指導(不登校、ひきこもり等) 小野昌彦
第5章 これからのコンサルテーション 大石幸二
第6章 カウンセリングマインドで取り組む学級経営 大石幸二
第7章 保護者との信頼関係を築く相談活動(養護教諭の役割) 鎌塚優子
第8章 福祉・医療と教育の連携 滝川国芳
第9章 実践編
1 コンサルテーションの実際(幼) 若井広太郎
2 コンサルテーションの実際(小) 米沢谷 将
3 コンサルテーションの実際(中) 遠藤 愛
4 コンサルテーションの実際(高) 太田 研
5 スクールカウンセラーとの連携 脇 貴典
6 スクールソーシャルワーカーとの連携 福島慎吾
7 特別支援教育と連携した生徒指導 栃真賀 透
8 保護者との信頼関係を築く相談活動 鵜澤京子
9 合理的配慮に関する保護者との合意形成 森山貴史
10 外部の専門家との連携と養護教諭の役割 早貸千代子
11 外部の専門家との連携と養護教諭の役割 籠谷 恵
12 早期発見と早期支援(医療との連携) 広瀬宏之
13 放課後等デイと学校等との連携 西原数馬
14 児童発達支援と幼・保・学校等との連携 大塚 晃