◆Q&Aで理解が深まる!
日常の学校業務で起こり得るケースを“教職生活”“教育指導”“生徒指導”“学校運営”にテーマ分けし、今日問題になっている事例や過去に起きた事例、裁判例、法的根拠などを盛り込みながら具体的にわかりやすく解説しています。
厳選した111問のQ&Aでまとめられており、設問ごとに理解が深まる編成になっています。
◆管理職だけでなく、現場の先生方にも!
「知らなかった…」「そんなつもりではなかった…」では済まされません。
現場の先生が知っておくべき事例も多数収録。今や、スクール・コンプライアンスは管理職の先生だけが理解しておけばいいわけではありません。
Q&A形式で読み進めやすく、管理職にとっては学校マネジメントの観点から、教員にとっては基本知識習得のために役立つ内容です。
目次
第1章 教職生活のコンプライアンス
Q 職場におけるパワーハラスメントについては、どのような規制がありますか。
Q 教師が担当児童の保護者の携帯番号を知人に教えることはコンプライアンスに反しますか。
Q 教員の兼職・兼業には、どのような制約がありますか。 など
第2章 教育指導のコンプライアンス
Q 教科書会社から教科書について意見を求められた場合、引き受けてもいいでしょうか。
Q 校長からサッカー部の顧問を依頼されましたが、サッカーの経験がないので辞退したいと思います。辞退は可能でしょうか。
Q 高校生が校外で政治的活動に参加する場合、届け出制とすることができますか。 など
第3章 生徒指導のコンプライアンス
Q 教師が児童生徒に懲戒を加えることができる法的根拠は何ですか。
Q 生徒指導の過程で生徒の犯罪行為を知った場合、教師は生徒を告発すべきでしょうか。
Q 性同一性障害をもつ児童生徒について、学校はどのように対応すべきでしょうか。 など
第4章 学校運営のコンプライアンス
Q 学校の緊急連絡網やクラス名簿を作成・配付することは、個人情報保護条例に違反しますか。
Q 仕事が忙しいのでPTAへの加入を辞退したいと申し出た保護者がいますが、これは認めなければならないでしょうか。
Q マスメディアの取材に対応する場合、学校として留意すべきことは何でしょうか。 など
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著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
菱村幸彦…ひしむら・ゆきひこ/国立教育政策研究所名誉所員