教育・文化
乳幼児の事故予防――保育者のためのリスク
2,075円(税込み)
1 事故予防に取り組むことのむずかしさを理解しよう
・事故が起きた後の対応≠「リスク・マネジメント」
・リスク・マネジメント=「万が一の深刻なできごと」を予防する 他
2 「事故予防」に取り組むための基礎を知ろう
・「事故予防」から「深刻なケガ(傷害)の予防」へ
・ヒヤリハットを多くみているうちに起こる「偽りの安心感」 他
3 ハザードを見つけ、効果的な対策を立てよう
・園内外の安全チェック:実践のポイント
(1) 高さ、傾き
(2) つまずきを起こすでっぱり、段差
(3) ひっかかりを起こすでっぱり、すきま
(4) 手や足の指などがひっかかる、はさまる
(5) とじこめられる
4 安全の第一条件は、園内における「情報の風通し」
・若い先生、経験のある先生が協力できる態勢を
・「私たちの園でも起こるかも」、これが安全づくりのスタート 他
5 保護者に安全と事故予防の情報を伝える
―保護者を強い味方にする「前向きリスク・マネジメント」へ―
・「起きたときの言い訳」ではなく「事前の情報提供」
・クレーマー対応より、保護者を園の強い味方に 他
6 【園長インタビュー】 安全チェック、ケガ予防対策を実施してみて
・社会福祉法人つくしんぼ保育園理事長・園長、前・日本保育士協会会長 /久野順子先生 インタビュー