平成12年刊行の前回版に、公判前整理手続、犯罪被害者法制、裁判員制度の実施(平成21年予定)等、最新の内容を盛り込み発刊します。
本書は、刑事裁判において重要なポイントとなる尋問のノウハウについて、裁判官、検察官、弁護士のそれぞれの立場から詳細に解説。
尋問の準備やテクニック、心構え等をはじめ、交互尋問の事例も掲載しています。
唯一の刑事尋問技術習得の実践書です。
目次
1 総論
・刑事訴訟における証人尋問の重要性
・刑事裁判官から見た尋問技術
・尋問技術とは何か
・証人尋問の問題点
・民事訴訟における証人尋問との相違点
・供述証拠と信用性の評価
他
2 尋問技術一般
・事前準備の重要性(弁護人の立場から)
・事前準備の重要性(検察官の立場から)
・尋問の一般的手法と留意点(弁護人の立場から)
・尋問の一般的手法と留意点(検察官の立場から)
3 尋問技術各論
・自白の任意性を争う尋問
・伝聞例外の適用をめぐる尋問
・いわゆる二号書面の取調べを申請するために必要な証人尋問の方法について
・目撃証人に対する尋問
他
4 交互尋問
・交互尋問の設例1(強盗致死)
・交互尋問の設例2(強盗致傷)
事項別索引