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論点解説 改正民法・不動産登記法 ―法・政令・規則の考え方と対応
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編著者名
七戸克彦(九州大学大学院法学研究院教授)/著
判型
A5・432ページ
商品形態
単行本・電子書籍
雑誌コード
図書コード
5108954-00-000
8173540-00-000
ISBNコード
978-4-324-11420-9
発行年月
2024/05
販売価格
5,940 円(税込み)

内容


 

本書の特色


★最大のPoint!
不動産登記令・不動産登記規則などの最新の政省令・通達についての解説も織り込み、正確な制度理解ができるように配慮!

◆実務に即応
令和5年・6年施行の所有者不明土地関係の民法・不動産登記法の改正ほか、新たに整備された国庫帰属法について、どこが改正され、何が新たな制度として設けられたのかを、法的論点ごとに丁寧に解説!

◆論点を網羅
法的論点については、法制審議会での議論、法務省の見解、各研究書・実務書の従来の見解から最新の学説までをできるだけ網羅し整理して紹介!


こんな方におすすめ


・遺産分割手続や共有財産の紛争、近隣紛争の法律相談に対応する弁護士 ・相続財産管理人や不在者財産管理人に就任する弁護士 ・相続紛争や共有財産の紛争、近隣紛争の訴訟に対応する裁判官 ・相続が発生したことに伴って不動産登記の変更手続を担う司法書士法務局職員 ・不動産の表示に関する登記につき必要な土地(所有者不明土地)または家屋(所有者不明建物)に関する調査及び測量を行う専門家として、必要な調査及び測量を行う土地家屋調査士 ・相続不動産にかかわる税金を申告する税理士 ・住民から所有者が不明の隣地の樹木の枝を切り取ってほしいなどといった相談に対応したり、不在者財産管理人の申立てをする可能性がある自治体担当者


目次


第1章 令和3年改正法の立法趣旨
Ⅰ 所有者不明土地の「予防」と「利用」
Ⅱ 土地基本法改正との「車の両輪」論

第2章 令和3年改正民法の施行
Ⅰ 相隣関係の見直し
Ⅱ 共有の見直し
Ⅲ 財産管理制度の見直し
Ⅳ 遺産共有の解消のための制度の整備

第3章 令和3年改正不動産登記法の施行
Ⅰ 相続登記・住所等変更登記の未了への対応
Ⅱ 所有権に関する登記の登記事項(73条の2)
Ⅲ 形骸化した登記の抹消手続の簡略化
Ⅳ 登記事項証明書の交付・附属書類の閲覧の改善

第4章 相続土地国庫帰属法の施行
Ⅰ 土地所有権の放棄と相続土地国庫帰属法
Ⅱ 相続土地国庫帰属制度

 

著者紹介


■七戸克彦(しちのへ・かつひこ)
九州大学大学院法学研究院教授・弁護士、法学修士(法学)、日本登記法学会理事

(略歴)
2003年4月・慶應義塾大学法学部教授、2004年4月・九州大学大学院法学研究院教授(現在に至る)、2005年9月・弁護士登録(福岡県弁護士会)(現在に至る)

(主な著作・論文)
『新旧対照解説 改正民法・不動産登記法』(単著、ぎょうせい、2021年)、『プロセス講義民法Ⅱ物権』(分担執筆,信山社,2019年)、『新基本法コンメンタール物権』(分担執筆,日本評論社,2019年)、『アルマ民法2物権(第3版)』(共著,有斐閣,2018年)、『基本講義 物権法〈2〉担保物権 (ライブラリ法学基本講義) 』(単著、新世社、2014年)、『基本講義 物権法〈1〉総論・占有権・所有権・用益物権 (ライブラリ法学基本講義)』(単著、新世社、2013年) ほか多数

 

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