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文学を称賛して 社会学と文学の密接な関係

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編著者名
ジグムント・バウマン/リッカルド・マッツェオ
【訳】園部 雅久
発行:上智大学出版
発売:ぎょうせい
判型
A5・192ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5300331-00-000
ISBNコード
978-4-324-11307-3
発行年月
2023/10
販売価格
2,090 円(税込み)

内容

現代社会学の巨人、ジグムント・バウマンと、
イタリアの編集者・エッセイスト、リッカルド・マッツェオの
書簡による対話形式で、
社会学(広くは社会科学)と文学(広くは芸術)の密接な関係性を探求する



従来、相容れない分野と考えられてきた社会学と文学との関係を“二人姉妹”と表現するバウマンが、
「リキッド・モダニティ」に象徴される自身の現代社会論・現代文化論を素材に議論する。
社会学と文学の関係を論じつつ、他方で優れた現代社会(文化)論となっており、
今を生きる多くの人々にも参考になる一冊。
日本での「ジグムント・バウマン」研究の第一人者である園部氏による翻訳。

原著(In Praise of LITERATURE (2016, Polity))は、世界6言語(アラビア語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語)に翻訳出版され、広く世界的に読まれています。

 

目次


第1章  二人姉妹
第2章  文学による救済
第3章  振り子とカルヴィーノの空の中心
第4章  父親問題
第5章  文学と空位の時代
第6章  ブログと仲介者の消滅
第7章  私たちは皆自閉症になりつつあるのか?
第8章  21世紀のメタファー
第9章  危険を冒すツイッター文学
第10章 乾きと湿り
第11章 <一体性>内部の塹壕(ざんごう)
第12章 教育・文学・社会学

 

著者・訳者紹介


ジグムント・バウマン(Zygmunt Bauman)
1925年、ポーランドに生まれ、2017年、91歳で死去。社会学者。イギリス、リーズ大学の名誉教授。邦訳書に『リキッド・モダニティ―液状化する社会』(大月書店、2001年)、『近代とホロコースト』(大月書店、2006年)、『社会学の使い方』(青土社、2016年)など他多数。

リッカルド・マッツェオ(Riccardo Mazzeo)
1955年、イタリア生まれ。ボローニャ大学卒業。編集者およびエッセイスト。著書にOn Education (ジグムント・バウマンとの共著、Polity出版、2012年)など。その他翻訳書多数。

【訳者】園 部 雅 久(そのべ まさひさ)
1950年、東京生まれ。上智大学名誉教授。社会学博士。著書に『現代大都市社会論―分極化する都市?』(東信堂、2001年)、『再魔術化する都市の社会学——空間概念・公共性・消費主義』(ミネルヴァ書房、2008年)など。翻訳書に『バウマン道徳社会学への招待——論文・インタビュー翻訳集』(上智大学出版、2021年)がある。

 

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