きめ細やかな個別支援のために。
誰にとっても過ごしやすい園づくりのために。
本を開いてサッと指差したり、必要なところをコピーして渡したり。
保育に携わる方々のための外国にルーツを持つ園児・保護者とのコミュニケーション・ツール。
●海外に自分や家族のルーツがあり、多様な言語、文化、価値観、慣習の中で育つ子ども。
―そうした「外国につながる子ども」の保育と家庭支援に役立つ、保育者のためのサポートブックです。
●園生活の中でよく使う言葉や文章を日本語と外国語(ニーズの高い6言語)で併記。
この一冊で、いま目の前にいる子ども・保護者だけでなく、この先出会う子ども・保護者とのコミュニケーションも安心!
●オールカラーのイラストたっぷりで、わかりやすく使いやすい!
〈便利なダウンロードサービス付き〉
・「児童家庭調査票」など各種シート
・持ち物を伝える「絵カード」
・保育の場で活用できる単語集 ほか
目次
第1章 「外国につながる子ども」の保育とその保護者支援
1 「外国につながる子ども」の保育とその保護者支援の今
2 保育者が知っておきたいこと
3 保育現場ができること
第2章 保護者支援に役立つ 外国語入り シート・絵カード集
◆中国語 〈簡体字〉
[1]園生活を伝える例文集
保育時間/休園日/保育料/日常生活/健康管理/保育園の一日/保育園の行事
[2]シート・絵カード集
登降園等調査票/児童家庭調査票/送迎時間等連絡カード/持ち物絵カード集 ほか
◆ポルトガル語 ◆ベトナム語 ◆タガログ語 ◆英 語 ◆スペイン語
*各言語編の構成は、上記中国語編の構成と同じ。
第3章 保育の場で活用できる外国語例文・単語集
◆中国語〈簡体字〉
日常的に使用する会話・単語(入園の時/登園時/降園時/行事/金銭について/保健について ほか)
◆ポルトガル語 ◆ベトナム語 ◆タガログ語 ◆英 語 ◆スペイン語
*各言語編の構成は、上記中国語編の構成と同じ。
著者紹介
社会福祉法人日本保育協会
昭和37年10月に民間保育園の発展と充実を目指して、社団法人として誕生。その後昭和48年10月に社会福祉法人に改組し、以来民間保育園と一緒になって、保育の発展・充実に関わる各種活動を展開している。
咲間まり子 (さくま・まりこ)/函館短期大学保育学科教授
専門は教育社会学、保育学。宇都宮大学大学院教育学研究科カリキュラム開発専攻カリキュラム開発専修修了。修士(教育学)。主な著書に『保育者のための外国人保護者支援の本』かもがわ出版、令和2年(監修)など。