生活科、総合的な学習の時間……。
全国に先駆け、常にカリキュラム開発をリードする先進校が提案する
未来志向の教育課程開発と授業づくりを凝縮した1冊
ここがポイント
〇各教科等を「探究」「論理」「創造」「ことば」「自立」に再編
―資質・能力の育成に焦点を当てた領域群でカリキュラムを構成
〇その中核となる「探究」にフォーカスした理論と実践を詳解
―子どもたちの学び合いから生まれる「問い」や課題解決、「深い学び」を実現する理論と実践を豊富に紹介
〇コンテンツからコンピテンシーへ、
カリキュラム・オーバーロードの解消へ
―2030年に向けたこれからの教育課程の課題や解決策を提案
目次
研究全体理論 探究力を支える資質・能力の育成/大手町小学校領域編成表 他
探究領域 探究領域固有の活動のプロセス/探究領域の内容/授業実践 他
論理領域 論理領域固有の活動のプロセス/論理領域の内容/授業実践 他
創造領域 創造領域固有の活動のプロセス/創造領域の内容/授業実践 他
ことば領域 ことば領域固有の活動のプロセス/ことば領域の内容/授業実践 他
自律領域 自律領域固有の活動のプロセス/自律領域の内容/授業実践 他
学びの時間 学びの時間固有の活動のプロセス/授業実践 他
研究のまとめ 内容厳選に向けた提言/大手流 働き方改革の推進 他
著者紹介
新潟県上越市立大手町小学校
文部省(当時)が昭和52年に研究開発学校制度を導入して以降、ほぼ毎年にわたって指定を受け、学習指導要領に拠らない教育課程編成に取り組んでいる全国区の実践先進校。
その先行的取組は、平成元年の学習指導要領改訂における生活科の導入、平成10年の学習指導要領改訂における総合的な学習の時間の導入に大きく影響を与えた。全国から視察も多く、毎年の研究発表会においても多くの参加者を集めている。