☆弁護士、法律事務職員なら誰もが参考になる基本書がついに登場!
「成功のために失敗から学ぶ」というテーマのもと、実際にあったヒヤリハット事例、よくある依頼者とのトラブル類型、過去の懲戒事例を分析。失敗の予防改善策(=成功し続けるために講じておくべき方策)を提示します。
■ヒヤリハット事例20件、懲戒処分21件。実例から弁護士の失敗原因を分析し、予防策を具体的に示します。
■仕事の探し方から人生設計まで・・・弁護士業を営む上でのトラブル防止アドバイスが満載。
■過去3年間の弁護士懲戒事例を、類型別、年代別、地域別など様々な角度から統計的に分析。全般的に陥りやすい類型、ベテランこそ気を付けるべき類型など、「失敗」の意外な傾向が明らかに。
目次
第1章 弁護士の失敗学 総論
  はじめに
  
  1 弁護過誤判例から学ぶ
  (1)弁護過誤訴訟の現状
  (2)弁護過誤訴訟発生の原因
(3)弁護過誤判例が語る教訓
  2 弁護士懲戒実務から学ぶ
  (1)弁護士懲戒の現状
(2)弁護士懲戒実例が語る教訓
  第2章 冷や汗体験から失敗を考える
  はじめに
  
  1 契約交渉での冷や汗
  事例1 「弁護士に騙された」?! そんなはずないのに……
事例2 依頼者と連絡つかず。もうすぐ時効が……
  
  2 保全事件での冷や汗
  事例3 「先生、仮処分の担保金が足りません……」
  
  3 訴訟・調停での冷や汗
  事例4 「手形の裏書が不連続なのですが……」
  事例5 思い込みの恐怖!擬制されるのは「同意」?「不同意」?
  事例6 裁判官に騙された?焦って和解は危険!
  事例7 「取得税ってなんですか?」 説明するのを忘れてた!
  
  4 控訴手続での冷や汗
  事例8 支部に出すべき控訴状を直接高裁へ郵送。期限が……
  
  5 執行事件での冷や汗
  事例9 執行場所の特定不足で執行不能?!
  
  6 倒産事件での冷や汗
  事例10 破産申立て前のドタバタであり得ないミス連発!
  事例11  破産申立て前に依頼者から預かり金の返還を求められ……
  事例12 相手を信頼したばっかりに…… 白紙委任状の落とし穴
  
  7 刑事事件での冷や汗
  事例13 「弁護人選任届が必要なんですけど」
  事例14 電話口で「弁護士」と名乗ってはダメですか?
  事例15 判決期日に被告人が来ない……
  
  8 事件一般での冷や汗
  事例16 ボス弁の依頼者からの事情聴取が進まない
  事例17 裁判の時間を勘違い!そのとき、時計の針は……
  事例18 預かった資料が消失。まさか……
  事例19 守秘義務違反?! 親子げんかに巻き込まれ……
  事例20 債権者集会は今日?! 手帳には……
  第3章 失敗の防止法を考える
  はじめに
  
  1 依頼者の開拓と選別
  (1)依頼者の開拓方法
  (2)気をつけるべき依頼者
  (3)警戒を要する弁護士
  
  2 依頼者に対する説明と報告
  (1)受任時点における説明
  (2)事件処理過程における説明・報告
  (3)依頼者の意思確認と依頼者意思の尊重
  (4)事件終了時点における説明と報告
  (5)預かり金品の取扱い
  
  3 弁護士報酬の請求と説明
  (1)算定の仕方
  (2)成功報酬金の請求の仕方
  
  4 うっかりミスの防止策
  (1)期日管理の方法
  (2)事件管理の方法
  (3)法律知識のメンテナンス方法
  (4)時効管理
  (5)整理整頓
  
  5 自己研鑽による過誤防止
  
  6 依頼者とトラブルになったときの対処法
  (1)依頼者から解任されたとき
  (2)弁護士からの辞任
  (3)依頼者とトラブルになったとき
  (4)懲戒請求をされたとき
  
  7 うつ病対策 精神の健康法
  (1)メンタルヘルスとストレス発散方法
  (2)仕事と家庭のバランス
  
  8 人生設計
  第4章 懲戒事例から失敗を考える
  はじめに
  
  1 事件受任の失敗
  事例1 見込みのない事件の受任
  事例2 面談をしない事件処理
  事例3 報酬に関する説明義務違反
  事例4 職務を行ってはならない事件の受任(利益相反その1)
  事例5 職務を行ってはならない事件の受任(利益相反その2)
  事例6 弁護士の肩書を明示する業務の受任
  事例7 受任の諾否の通知
  
  2 事件処理の失敗
  事例8 事件処理の放置
  事例9 虚偽の報告
  事例10 法律の誤解に基づく説明
  事例11 共犯者の弁護人への被告人の信書の開示
  事例12 意思確認をしない和解
  事例13 預かった証拠書類の紛失
  事例14 預かり金の私的費消
  事例15 複数依頼者の利害対立
  
  3 弁護士報酬に関する失敗
  事例16 預かり金と報酬の相殺
  事例17 高額報酬の請求
  事例18 弁護士報酬確保のための仮差押え
  
  4 事件終了後の失敗
  事例19 着手金の精算を求める紛議調停手続への理由なき欠席
  事例20 受領した高額着手金の精算拒絶
  事例21 委任終了後になされた依頼者に不利益な報告書の作成
  第5章 懲戒の統計から失敗を考える
  はじめに
  
  1 事例別に見た懲戒事例
  (1)事件放置
  (2)預かり金の着服・弁護士報酬
  (3)利益相反
  (4)事件処理方法に起因する事例
  (5)期限徒過
  (6)私行
  
  2 その他の分類
  (1)登録年数ごとの分類
  (2)弁護士会ごとの分類
  (3)処分の内容ごとの分類
  
  3 登録10年以下の弁護士の懲戒の特徴
  
  4 まとめ

 
        


















 
                         
                         
                     
                     
                     
                    
 
                    
 
                    



 
         
             
        