平成30年、令和2年、令和3年改正法に対応し改訂!
◆立法政策や立法審査に携わってきた著者が理論を踏まえ、実務を見据えて法的論点を抽出し、学説・判例、権利救済手続等を解説! ◆第6版では、第5版(平成30年3月刊行)以降に改正がなされた、平成30年改正(デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定の整備等)、令和2年改正(インターネット上の海賊版対策の強化 、著作権侵害訴訟における証拠収集手続の強化、プログラムの著作物に係る登録制度の整備等)、令和3年改正(放送番組のインターネット同時配信等の権利処理の円滑化等)に対応! ◆制度、歴史的変遷、保護客体、権利主体、制限規定、利用と権利の変動、著作隣接権制度、権利救済制度等につき分析し詳解! ◆弁護士、裁判官ほか知的財産実務に携わる弁理士、企業関係者ほか、著作物の取扱いに特に慎重を要する自治体関係者にも必携の1冊!
目次
第Ⅰ部 著作権制度の概要と発展の歴史
第Ⅱ部 著作物等(保護客体)
第Ⅲ部 著作者(権利主体)
第Ⅳ部 著作者の権利
第Ⅴ部 著作権の制限規定
第Ⅵ部 著作権等の保護期間
第Ⅶ部 著作物の利用と権利の変動
第Ⅷ部 出版者の権利
第Ⅸ部 著作隣接権制度
第Ⅹ部 権利救済制度(民事・刑事)
第Ⅺ部 著作権に関する国際条約
第Ⅻ部 著作権制度の現代的課題
編著者紹介
作花 文雄(さっか・ふみお)
放送大学客員教授(平成14年4月~現在)
京都大学法学部卒業後、昭和58年文部省(当時)に入省。
内閣法制局参事官、文部科学省生涯学習総括官、文化庁審議官(兼内閣審議官・知的財産戦略推進事務局次長)などを経て、放送大学教育振興会常務理事(令和元年6月~現在)。また、コピライト編集委員長(平成10年10月~現在)。