外国人材受入れに必須の送出国の法令・制度のポイントがわかる!
◆中国・ベトナム・インドネシア・フィリピンといった主要送出国の法令・制度(送出機関の許可要件・手続、派遣する労働者のリクルート方法に関する規制、派遣労働者が締結する契約類型など)について、最前線で活躍する執筆陣が具体的に解説しています。送出機関との調整の際に書類や手続に不備がないのかを確認する際に役立ちます。 ◆国際競争の激しい外国人材受入れにおいて、外国人材が選ばれる企業となるためには、グローバルスタンダードとなっている「ビジネスと人権」や国際規範も意識しなければなりません。本書では、「ビジネスと人権」、国際規範等に基づく外国人材受入れのあり方、グローバルな取組についても示しています。 ◆登録支援機関・監理団体・各種士業が外国人材受入れ関連業務を行うにあたって、知っておくべき情報が詰まった1冊です。
目次
第1章 外国人材受入れ
第1節:はじめに~外国人材受入れのプラットフォーム~
(慶應義塾大学大学院法務研究科教授 松尾 弘)
第2節:外国人法制における入管法と労働法の交錯(弁護士 山脇 康嗣)
第3節:送出国法令と国内法令の関係性(弁護士 杉田 昌平)
第4節:国際規範の中での外国人材受入れ(弁護士 湯川 雄介)
第5節:ビジネスと人権のグローバルプラクティス
(味の素株式会社サスティナビリティ推進部 中尾 洋三)
第6節:外国人材受入れの展望・「選ばれる国に向けて」(JICA 上級審議役 宍戸 健一)
第2章 主要送出国における法令(西村あさひ法律事務所)
第1節:中国
第2節:ベトナム
第3節:インドネシア
第4節:フィリピン
編著者紹介
●慶應義塾大学大学院法務研究科・グローバル法研究所(KEIGLAD)
法学研究及び法学教育をめぐる教職員・学生間の国際交流と国際協力の推進を支援するために設置。
●西村あさひ法律事務所
世界18拠点で700名を超える国内外の弁護士が連携し、リーガルサービスをワンストップで提供する国際的総合法律事務所。