このケースを知りたかった‼
相続が発生した時の固定資産税実務の勘所
◆読者から反響が多かった月刊「税」令和3年1月号~5月号掲載「短期集中連載 ケースから考える固定資産税と相続」に加筆し、単行本化したものです。 ◆固定資産税の実務の現場では、近年話題の所有者不明土地問題になっているように登記がきちんとされておらず相続人が不明なケースや、被相続人が外国人のために相続人調査が難しいケースなど、さまざま事情がある中で適切な対応が求められます。 ◆本書では相続が発生した場合の固定資産税の取扱いに焦点をあて、ケーススタディを通して、基本的な考え方とポイント、対応方法を解説します。 ◆相続に絡んだ固定資産税は、民法改正や相続税改正を機に税理士や弁護士は被相続人から相談を受けるケースも増えています。特に相続財産に課税される固定資産税については、相続後も毎年関与していくため、地方税務職員だけでなく、士業にも必携の書です。
100以上の地方団体へのアンケートから実務内容や悩みを反映しています!
全40ケースを丁寧に解説。
相続時の適切な判断、処し方を身に付け、
固定資産税実務のスペシャリストになるための一冊!
目次
第1章 固定資産税と相続に関する前提問題
第2章 台帳課税主義と相続
第3章 遺言・遺産分割
第4章 相続放棄・相続財産管理人・不在者財産管理人
第5章 相続人調査・納税通知書・相続人代表者指定
第6章 公示送達・近年の法改正等
編著者紹介
【編著】加藤淳也(弁護士・弁理士/城南法律事務所)、伊藤定幸(弁護士・不動産鑑定士/荒井・今泉法律事務所)、今井亮(弁護士/櫻田法律事務所)、露木洋司(弁護士/城南法律事務所)、櫛田博之(弁護士/アンカー北浜法律事務所)
【編集協力】一般財団法人MIA協議会、(株)総合鑑定調査