中小企業の海外取引の税務に頻出する源泉税、外国人に関する所得税、消費税等について重点的に解説!
本書の特長
中小企業における海外取引の税務として頻出する「源泉所得税と租税条約」や「外国人に関する所得税」「海外取引と消費税」などに焦点を当て、ケーススタディにより解説します。中小企業の「痒い所に手が届く」一冊です。
1 中小企業の海外取引の税務に頻出する源泉税、外国人に関する所得税、消費税等について重点的に解説!
2 ケーススタディにより税務の実際がよくわかる!
3 複雑な税務を100点を超える豊富な図表による解説が解きほぐす!
目次
第1章 源泉所得税と租税条約
(1) 源泉所得税の意義
(2) 租税条約の意義と機能
(3) 源泉所得税に関するケーススタディ
(4) 租税条約の適用に関するケーススタディ
第2章 中小企業の国際税務:法人税編
(1) 移転価格税制
(2) 国際税務と寄附金課税
(3) タックスヘイブン対策税制
(4) 中小企業の国際税務(法人税)に係るケーススタディ
第3章 外国人に関する所得税
(1) 外国人の雇用と給与所得
(2) 外国人に関する給与所得以外の税務
(3) 外国人の税務に関するケーススタディ
第4章 海外取引と消費税
(1) 海外取引と輸出免税
(2) 海外取引に係る仕入税額控除
(3) 海外取引と消費税に関するケーススタディ
著者プロフィール
安部和彦(あんべ・かずひこ)/著
税理士。国際医療福祉大学大学院准教授。東京大学文学部卒業後、平成2年、国税庁入庁。国税庁調査課等を経て平成7年に退官。外資系会計事務所に勤務の後、平成18年、安部和彦税理士事務所及び合同会社和彩総合事務所を開設。医療税務、資産税業務及び国際税務を主な業務分野としている。平成23年、国際医療福祉大学大学院准教授に就任。平成26年、一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻博士後期課程単位修得退学。平成27年、博士(経営法)一橋大学。主な著書に『国際課税における税務調査対策Q&A』(清文社)、他多数。