新しい小学校理科の改訂のポイントや これからの授業づくりの課題が分かる!
単元の単元構成・指導案をはじめ 教材・板書から新しい評価のポイントまで 明日からの理科の授業づくりにすぐ生かせる!
学習指導要領改訂に伴い、小学校理科においても育むべき資質・能力の三つの柱や「主体的・対話的で深い学び」の実現、教科の「見方・考え方」を踏まえた指導など、これまでにない考え方の下での新しい授業づくりが求められています。
本書では現役の文部科学省教科調査官や第一線の理科教育研究者らが、今後の理科教育の実践課題を提言。また、小学校理科の全単元について福岡県内の先進事例や指導案を紹介。単元構成から指導の手立て、教材・教具の工夫、評価まで、現場の教師に向けて具体的に示します。
問題解決学習による資質・能力の育成や、理科におけるプログラミング教育など、実践研究をもとにした先進的なカリキュラムの試案も提案し、新課程下の小学校理科教育のガイドブックとなる1冊です。
目次
提 言
〇新学習指導要領で小学校理科に期待すること (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 鳴川哲也)
〇2030年の社会と子供たちの未来 (東京大学大学院特任教授 日置光久)
〇これからの社会で求められる学力を育てる理科授業の在り方 (国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部部長 猿田祐嗣)
〇深い学びを生み出す小学校理科学習指導の実践課題 (帝京平成大学教授 船尾 聖)
〇小・中学校の接続を視野に入れた理科学習指導の実践課題 (福岡教育大学教授 坂本憲明)
理論編
〇実践者としての理科学習指導の在り方 (元福岡教育大学教職大学院特任教授 谷 友雄)
実践編
〇今後のプログラミング教育と実践事例
〇単元別指導案(24事例)
〇授業実践研究(8事例)