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平成16年5月、旧法を全部改正した新破産法が成立しました。
これにより、民事再生法、個人債務者再生手続、新会社更生法と、バブル崩壊後から法務省が進めてきた倒産法制の整備は完了となります。
新法は、より迅速公平に債務者の財産清算及び債権者と債務者の利害調整が出来るようにし、個人破産者に対しては、再出発を考慮し、手元に残る「自由財産」の金額を引き上げました。
本書は、新破産法を体系的に整理し、旧法との実務上の相違点、新しい手続等について、倒産実務を長年こなした弁護士が詳細かつ分かりやすく解説した初めての書です。
画像は上巻のものです。
目次
上巻
総論/破産手続/個人破産手続・免責手続
下巻
倒産実体法/その他/資料編 破産法・破産規則