鳥取県(57万800人)は、災害発生時において踏査が困難な被災箇所の状況把握にドローン調査が有効であることから、県職員災害応援隊に専門チームとしてドローンチームを設置した。
あらかじめドローンの操作ができる職員と保有ドローンをドローンチームに登録して、市町村や各部局などからの要請に応じて派遣できる体制を確保するのがねらい。18年12月12日現在で、31人の職員と8機のドローンが登録されている。
派遣要請を受けた場合、危機管理局とドローンチーム登録者の所属が調整の上、原則ドローン操縦者1人と安全監視などを行う補助者2人の派遣隊を編成し、被災地におけるドローン調査を実施する。
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月刊「ガバナンス」2019年3月号・DATA BANK2019より抜粋)