交通事故訴訟における脊髄損傷と損害賠償実務

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編著者名
みらい総合法律事務所/編著
判型
A5・288ページ
商品形態
電子書籍
雑誌コード
図書コード
8171425-00-000
ISBNコード
978-4-324-08899-9
発行年月
2010/04
販売価格
2,934 円(税込み)

内容


脊髄損傷による損害賠償請求においては、脊髄損傷の存否、後遺障害等級認定、賠償額(介護費用やリハビリ費用)の算定、定期金賠償、素因減額(既往症の問題)等の論点が重要となります。

本書は、脊髄の構造についての解説から、脊髄損傷による後遺症が発生した場合の損害賠償の実務までを、一貫して解説することにより、紛争の早期解決、交通事故被害者の早期救済を目指し発刊するものです。

脊髄を含む中枢神経系は、一度損傷すると修復・再生されないため、現代の医学でも、これを回復させる決定的治療法は未だ存在しません。
また、脊髄損傷による後遺障害は、麻痺になり介護を要するため、賠償額が高額となります。

複雑な脊髄の構造やメカニズムについては図表を多数用いながら解説し、損害賠償実務については多数の裁判例を分類・整理し詳細に分析することにより、実務の指針を明示しました。
また、実際の医療現場で使用されている検査・テストの内容や診断基準も掲載しています。



目次


1 脊髄損傷の基本
 章のはじめに/脊髄の構造・機能/脊髄損傷/脊椎の疾患/脊椎・脊髄の疾患の診断/脊髄損傷と後遺障害認定/章のおわりに

2 脊髄損傷の裁判上の争点
 脊髄損傷の存否/脊髄損傷における損害額の算定

3 定期金賠償
 はじめに/定期金賠償の意義及び長所・短所/損害項目ごとの検討

4 素因減額
 はじめに/最高裁判例/脊髄・頸髄損傷と既往症/裁判例の分析/まとめ

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