大学評価・学位授与機構大学評価シリーズの最終巻として発刊するもの。
大学評価・学位授与機構は、認証評価機関として、
大学・短期大学・高等専門学校の機関別認証評価や
法科大学院の専門分野別認証評価を実施しています。
本書では、評価を受けること自体を目的化するのではなく、
評価結果を戦略的に活用することが重要であることを説き、
各大学の取組事例をテーマごとに紹介します。
目次
1 評価は、目的でなく、手段である!
大学のユニバーサル化・グローバル化と評価
評価のための資料・データの収集と活用
「大学情報データベース」の始動と大学の自己分析への活用
2 教育力を問う
教育業績記録の作成
教養教育の新たな挑戦
専門教育力:「レクチャー・ラボ統合型授業」に基づく機械工学教育の革新
3 研究力を問う
多様なレベルの研究評価
研究評価のための指標
地域社会に貢献する研究
4 評価活動を問う
学生による授業評価の新たな試み
ファカルティ・ディベロップメントと教員の相互授業参観
教員の教育研究業績評価
5 情報発信を問う
大学が行っている情報発信の分析
社会が求めている情報は何か
大学の情報発信