よりよい眠りは、食事で取り入れた栄養素から生まれます
「夜中に何度も目が覚める」
「朝スッキリ起きられずだるい」
「睡眠薬やサプリに頼る前になんとかしたい」
「年のせいか眠りが浅くなってしまった」
といった眠りの悩みは現代人の多くが抱えているものです。
ストレスなどが取りざたとされることも多い不眠ですが、最近では「夜間低血糖」つまり低血糖が睡眠の質に大きな影響を与えることがわかっています。
寝ている間に血糖値がアップダウンを繰り返すことで、歯ぎしり、中途覚醒、眠りの浅さ、起きた時のだるさなどさまざまな眠りに関する不調が起こりやすくなります。
そこで分子栄養学の視点から眠りの質をコントロールしようというのが本書です。
睡眠と血糖値スパイクについての解説から、今日からできる快眠体質をつくる7つの食習慣、眠りをサポートするためのちょい足し食材の工夫など、快眠体質に誘うための食べ方をご紹介します。
睡眠薬に頼る前の第一歩として、手軽にできる食卓周りの知恵を伝えるものとします。
目次
Part1 食べ方で眠りが変わる! 快眠を叶える7つの食習慣
1 朝ごはんを食べる 血糖値の安定が快眠の「土台」をつくる
2 タンパク食材を摂る 「眠りの素=メラトニン」の主原料となるタンパク質を日中に仕込む
3 おやつは「戦略的に」食べる 食べるもの、食べ方、タイミングを工夫する
4 夜のフルーツはひと口まで 果物のとりすぎは真夜中の覚醒につながる
5 アルコールは週1回のご褒美に アルコールの分解には眠りの質に関係する栄養素が大量に消費される
6 寝る前にひとさじのオイルを MCTオイルまたはココナッツオイルで眠りの質を上げる
7 カフェインを摂るのはランチどきまで とくにコーヒーのカフェインは眠りを妨げる要因に
Part2 知って納得! 快眠を妨げる夜の習慣とは?
1 睡眠のしくみを知ろう
2 睡眠の絶対的主役、メラトニンとは
3 眠りが安定するとメンタルも安定する
4 わたしたちは「血糖値」に支配されている 5夜中に目覚めるのはなぜ?
6 眠りを裏でコントロールする肝臓
7 睡眠を守る第二の燃料・ケトン体
Part3 実践のアイディア! 5つの栄養素で快眠体質に近づく
1 眠りホルモンの合成を促進する ビタミンB群(B6、ナイアシン)
2 女性はとくに不足気味 鉄
3 細胞からゆるめてほぐす! マグネシウム
4 快眠を決定づける最後のカギ 亜鉛
5 栄養素のはたらきのすべてに関係する タンパク質
Part4 教えて! 睡眠に関係するあんな食べ方、こんな食べ方Q&A
著者紹介
吉川 圭美(よしかわ たまみ)
管理栄養士 栄養カウンセラー(NPO 法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会認定 ONP)
ライターとして200人以上のドクターや健康法提唱者に取材を行うなか、出会ったオーソモレキュラー分子栄養医学(分子栄養学)に魅了される。現在はひめのともみクリニックをはじめ栄養カウンセリングを行うほか、婦人科、スポーツ栄養での経験もある。のべ5,000 件ものカウンセリングを通し、栄養の力で心と身体を立て直すサポートを行う。セミナー 講師を務めるほか、『「朝からダルい」は糖質が原因だった!』(溝口徹著/青春出版社)の執筆や、『てんきち母ちゃんのゆる糖質オフのやせる献立』(扶桑社)の栄養監修も担当。「plusNUEtrition」を主宰し栄養の魅力を広く伝える。
姫野 友美(ひめの ともみ)
心療内科医/医学博士
静岡県生まれ。東京医科歯科大学(現:東京科学大学)医学部卒業。ひめのともみクリニック院長、日本心身医学会専門医。日本東洋医学会専門医。日本心療内科学会登録医。日本オーソモレキュラー医学会理事、NPO法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会理事。テレビ、新聞、雑誌で、ストレスによる病気・症候群をはじめ、医療、心理、栄養など幅広いジャンルで活躍中。主な著書は、『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『成功する人は缶コーヒーを飲まない』(講談社)、『女の勘 男の鈍感』(KADOKAWA)、『ごはんを変えると人生が変わる』(大和書房)など。




















