保幼小連携 ―育ちあうコミュニティづくりの挑戦

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編著者名
秋田喜代美/編著
判型
A5・216ページ
商品形態
単行本
雑誌コード
図書コード
5107958-00-000
ISBNコード
978-4-324-09663-5
発行年月
2013/07
販売価格
2,530 円(税込み)

内容

文化がちがう? 忙しくてムリ? 何のための連携?
それぞれの園・学校でできること、
担任にできること、管理職にできること―

品川区の「保幼小連携」研究学校(園)第一日野グループ
○ 西五反田保育園
○ 第一日野すこやか園 
(西五反田第二保育園と第一日野幼稚園から成る幼保一体型施設)
○ 第一日野小学校

その実践にみる新しい連携のあり方と学びあい育ちあう保育者&教育者の記録


目次


序章 子どもの声から始まる交流と連携(秋田喜代美)
  互恵性のある教育の風景へ
  子どもの声を聴きホンネで語りあうことの難しさ
  専門性を活かして引き受けあう協議

第1章 ドキュメント 担任が語る保幼小連携――子どもの姿に見る連携のコツ
  1 高学年と幼児の交流(「5年+5歳児」から2年間を見通した実践)

  2 中・高学年と幼児の交流(「4年+4歳児」から2年間を見通した実践)

  3 低学年と幼児の交流

  4 特別支援学級と幼児の交流

第2章 保幼小連携のグランドデザインと具体策――試行錯誤のプロセス
  1 アプローチ・スタートカリキュラムの作成

  2 タテ・ヨコのつながりカリキュラムの作成
    試行錯誤のカリキュラム開発
    タテのカリキュラム――ことばによるコミュニケーションの充実を目指した0〜12歳の発達カリキュラム
    ヨコのカリキュラム――かかわる力を育むカリキュラム

  3 研究主任が語る保幼小連携のプロセスと課題

第3章 連携っておもしろい! 校長・園長が“ホンネ”で語る保幼小連携
  「校長は幼稚園に行っています」
  “わんこのベンチ”が動いた!
  連携に上下なし/忙しさとモチベーションと
  保育園と幼稚園は違ってあたりまえ
  子どもが育つ、親が育つ、教師が育つ
  ナナメで行こう
  管理職は通訳者にして病理医!?
  持続型の育ちあうコミュニティ
  日常の光景が変わっていたら、それが実績
 (出席者〔五十音順〕:秋田喜代美、大島正美、酒井敏男、松本紀子、丸山智子)

第4章 保幼小連携ってむずかしい?――研究協議をとおして育ちあう保育者・教師たち
  1 保幼小連携、今日までの道のり

  2 保幼小合同研究協議会の実際(増田時枝)
    それぞれの違いを認めて歩み寄る
    乳幼児期から児童期への発達を知る
    学びの共同体としての保幼小連携と同僚性

  3 研究協議会の談話分析から見る相互理解の課題(波多江 誠)   
    連携の前に横たわる「相互理解」の壁
    教職員間の相互理解の現状を探る研究
    居場所を「ノリ」から捉える
    保幼小合同研究協議会における談話分析

第5章 “越境”する教員から見た保幼小連携の意味
  1 保幼連携の始まり――第一日野グループのさきがけ(渡辺佳子・石井 雅)
    出会い
    戦略的互恵関係の成立
    幼児が育ちあう交流の場
    保育の質を高めあう学びの場

  2 地域に広がる連携のネットワーク(大竹節子)   
    成長の歩みを共に見つめて
    接続期の教育をていねいに
 
  3 近隣校長の参加(青木幸代)   
    形でなく、実のある交流活動を
    できることから少しずつ
    今後に向けて

  4 学びの原動力を問う――小学校教師から幼児期の教育担当の社会教育主事になって(波多江 誠)

  5 新しいネットワークの結び目をつくる――小学校教師から幼稚園担当指導主事になって(松永昭治)

第6章 保幼小連携のこれから
  1 現場発・保幼小連携の未来図(酒井敏男)   
    「子どもが育つ、親が育つ、教師が育つ」
    こころのバリアフリー
    点から面へ

  2 幼児教育と小学校教育を展望する(無藤 隆)
    保育所・幼稚園の幼児教育から小学校教育へのつながり
    小学校の入門期とは
    思考力と言葉の結びつきの四つの段階
    子どもの関係のあり方の発展
    学びの対象の発展
    対象にかかわる学びの発展

  3 第一日野グループの特徴と連携のこれから(秋田喜代美)   
    持続可能な保幼小連携に必要な条件とシステムづくり
    異質間の対峙を通した専門家の共同と専門知
    地域の育ちあうコミュニティづくりと文化形成


編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)

秋田喜代美…あきた・きよみ/東京大学大学院教育学研究科教授
専門は保育学、授業研究、教育心理学。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。東京大学教育学部助手、立教大学文学部助教授を経て現職。日本保育学会第7代会長(平成21〜25年)、世界授業研究学会(World Association of Lesson Studies)副会長(平成23〜25年)。〔主な著書〕『幼小連携のカリキュラムづくりと実践事例』(有馬幼稚園・小学校との共著/小学館)、『学びの心理学』(左右社)、『授業の研究  教師の学習』(共編著/明石書店)、『授業研究と学習過程』(共著/放送大学教育振興会)、『保育の心もち』『保育のおもむき』『保育のみらい』(ひかりのくに)、『くらしの素顔』(フレーベル館)、『葛藤場面からみる保育者の専門性の探究』(共著/野間教育研究所)など。


第一日野グループ
保幼小連携の推進のために東京都品川区教育委員会が平成21・22年度に指定した研究グループ。次の品川区立学校・園から構成される。第一日野小学校、第一日野すこやか園(第一日野幼稚園・西五反田第二保育園)、西五反田保育園。「豊かにかかわり合う子ども――保幼小の連携を通してことばによるコミュニケーションの充実をめざす」を主題に掲げ、0歳から12歳までのコミュニケーション能力の成長について研究。各地の保育・教育関係者が多数視察に訪れている。平成24・25年度には品川区の保幼小連携のモデル校(園)に指定され、引き続き活発に交流活動、職員交流、共同研究を行っている。

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