復興の過程で何が生まれたのか?
元復興庁事務次官による書き下ろし!●東日本大震災からの復旧・復興の過程で生まれた、「企業」「NPO」「行政」の新しい役割や手法、三者の連携を具体的に紹介!
⇒地方創生で求められている企業・NPOとの連携手法・ツボもわかります。
【取り上げた企業・NPO】
キリン?、ヤマト運輸?、?リクルートキャリア、グロービス、三菱商事、UBSグループ、(一社)RCF、被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト、(一社)東の食の会、(NPO)東北開墾、連携復興センター、(認定NPO)カタリバ、(NPO)アスヘノキボウ、READYFOR?、(一社)MAKOTO、日本財団(WORK FOR東北)
●被災地の復興物語としてではなく、これからの地域づくりに必要な「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」のヒントを多分に秘めた1冊!
⇒被災地は、人口減少、過疎化、産業の空洞化など、全国の自治体が抱える問題の先進地であり、復興過程での各種手法は、これからの地域づくりに大変参考となります。
●組織運営の秘訣も満載なので、これからの自治体を担う職員の皆様にもおすすめです!
目次
はじめに―日本を変えよう
第1章 変化する行政
第1講 試された政府の能力
第2講 初めての支援と新しい制度
第3講 哲学の転換
第2章 公共を支える企業
第1講 企業は復興をいかに支えてきたか
第2講 企業と社会貢献
第3章 被災地を支えるNPO
第1講 NPOの活動に変化が生まれた
第2講 NPOが社会課題へ向き合うこと
第4章 日本社会の変化
第1講 町の暮らしを再建する
第2講 公と行政の変化
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
■岡本全勝…おかもと・まさかつ/復興庁事務次官
昭和30年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒、自治省入省。富山県総務部長、総務省交付税課長、内閣総理大臣秘書官、自治大学校長、東京大学大学院客員教授、復興庁統括官などを経て現職。
■藤沢 烈…ふじさわ・れつ/一般社団法人RCF 代表理事
昭和50年、京都府生まれ。一橋大学社会学部卒、マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経て、東日本大震災を機に(一社)RCF復興支援チーム設立[現(一社)RCF]。総務省地域力創造アドバイザー、文部科学省教育復興支援員も務める。
■青柳 光昌…あおやぎ・みつあき/日本財団 ソーシャルイノベーション本部上席チームリーダー
昭和42年、千葉県生まれ。日本大学法学部卒、財団法人日本船舶振興会入会(現日本財団)。NPO支援、人事等を担当後、東日本大震災復興支援の事務局責任者などを経て現職。東日本大震災には発災3日目からかかわる。