令和3年成立の改正法をいち早く解説!!
所有者不明土地、相続登記義務化等の新たな法制度が明解にわかる一冊!!
◇令和3年4月に成立した所有者不明土地関係の民法・不動産登記法の改正ほか、非訟事件手続法、家事事件手続法の改正にも対応し、新たに成立した「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」など新たな制度が一目でわかるように配慮して解説した手引書です。
◇新旧条文を対照して掲載のうえ、立法の経緯→制度の概要→理論および実務への影響を解説し、必要情報を整理して紹介しています。
◇執筆者は、不動産法、不動産登記法を専門としている高名な九州大学法科大学院の教授かつ弁護士であり、理論・実務に精通されておられ、実務家にも信頼の高い研究者です。
◇弁護士、司法書士、裁判官には、最新情報を得るためのガイドブックとして、自治体、企業法務の関係者には、制度がどのように変わるのかを理解するための必読の1冊です。
目次
序 論 改正の経緯
第1編 民法等の一部を改正する法律
第1章 民法の改正
第1 「第2編 物権」/第2 「第5編 相続」
第2章 不動産登記法の改正
第1 「第1章 総則」/第2 「第4章 登記手続」/第3 「第5章 登記事項の証明等」/第4 「第6章 筆界特定」/第5 「第7章 雑則」/第6 「第8章 罰則」
第3章 非訟事件手続法・家事事件手続法の改正
第1 非訟事件手続法の改正/第2 家事事件手続法の改正
第4章 附 則
第1 施行期日・経過措置/第2 諸法の改正/第3 その他の経過措置の政令・省令への委任
第2編 相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律
第1 「第1章 総則」/第2 「第2章 相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属の承認に係る手続」/第3 「第3章 国庫帰属地の管理」/第4 「第4章 雑則」/第5 「第5章 罰則」/第6 「附則」
編著者紹介
■七戸克彦(しちのへ・かつひこ)
九州大学大学院法務研究院教授・弁護士、法学修士(法学)
(略歴) 2003年4月・慶應義塾大学法学部教授、2004年4月・九州大学大学院法学研究院教授(現在に至る)、2005年9月・弁護士登録(福岡県弁護士会)(現在に至る)
(主な著作・論文)
『プロセス講義民法Ⅱ物権』(分担執筆,信山社,2019年)、『新基本法コンメンタール物権』(分担執筆,日本評論社,2019年)、『アルマ民法2物権(第3版)』(共著,有斐閣,2018年)、『基本講義 物権法〈2〉担保物権 (ライブラリ法学基本講義) 』(単著、新世社、2014年)、『基本講義 物権法〈1〉総論・占有権・所有権・用益物権 (ライブラリ法学基本講義)』(単著、新世社、2013年) ほか多数