Q&A 高次脳機能障害の交通事故損害賠償実務 松浦裕介(弁護士)・村田佳宏(脳神経外科医)/編著|地方自治、法令・判例のぎょうせいオンライン
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Q&A 高次脳機能障害の交通事故損害賠償実務―医学知識、自賠責・労災認定、判例分析―

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編著者名
松浦裕介(弁護士)・村田佳宏(脳神経外科医師)/編著
判型
A5
商品形態
単行本・電子書籍
雑誌コード
図書コード
5108621-00-000
8172463-00-000
ISBNコード
978-4-324-10839-0
発行年月
2020/08
販売価格
3,850 円(税込み)

内容

弁護士、裁判官、医師、保険会社関係者に向けて、事件処理にあたって不可欠な知識と情報を脳神経外科医師と弁護士が解説しています!
158の裁判例を丁寧に分析したうえで一覧として掲載!自賠責保険報告書など資料編も充実し使える情報が満載です!

◆高次脳機能障害とは何か、どのような原因で発生するのか、症状はどのようなものがあるのか、診断方法、検査方法、治療・リハビリからMTBIまで、基礎的な医学知識から最新の情報までを解説しており、裁判に際して鑑定を求められる医師の指針となるほか、弁護士、裁判官にとっての基礎知識を提供しています。

◆自賠責保険での扱い方、障害認定にあたって必要な書類や資料、等級認定の基準、他の後遺障害と併存する場合、MTBIの認定基準等を解説しており、弁護士が保険会社に対して行う手続と交渉材料を提供しています。

◆等級評価にあたっての裁判所の視点、画像所見の評価、神経心理学的検査の結果の評価、訴訟での立証資料、後遺障害等級評価、高齢者・小児のケース等を詳解しており、訴訟に際してそのまま証拠として活用できるレベルの内容になっています。

◆後遺障害慰謝料、逸失利益、将来介護費、将来治療費、家屋・車両の改造費、素因減額等を豊富な判例から実践的に分析しており、弁護士が裁判において主張・立証する場合の根拠となる解説が豊富です。

 

目次

第1章 医学知識
Q1-1 高次脳機能とは何か/Q1-2 高次脳機能障害は、どのような原因で発生するか。外傷以外の原因でも発生するのか/Q1-3 高次脳機能障害による症状には、どのようなものがあるか/Q1-4 高次脳機能障害の検査・診断はどのように行われるのか。判断における注意点やポイントは何か/Q1-5 脳の器質的損傷についてはどのような画像診断法があり、それらにはどのような違いがあるか ほか

第2章 自賠責保険・労災保険
Q2-1 自賠責保険では、高次脳機能障害はどのように扱われているか/Q2-2 自賠責保険では、何を重視して高次脳機能障害の発生の有無、またその程度が判断されているか/Q2-3 自賠責保険で高次脳機能障害認定を受けるにあたり、どのような書類や資料が必要となるか/Q2-4 自賠責保険では、どのような基準により高次脳機能障害の等級認定が行われているか、労災保険の等級認定基準や認定結果と違いはあるか/Q2-5 高次脳機能障害と他の後遺障害が併存する場合、等級はどうなるか ほか

第3章 判例分析①――等級評価
Q3-1 高次脳機能障害の有無を判断するにあたり、裁判所は何を重視しているか。判断の傾向に変化はみられるか/Q3-2 画像所見について裁判所はどのような評価をしているか/Q3-3 神経心理学的検査の結果について、裁判所はどのような評価をしているか/Q3-4 症状の発現時期によって、後遺障害の評価が左右されることはあるか/Q3-5 訴訟における高次脳機能障害の立証資料には、どのようなものがあるか ほか

第4章 判例分析②――損害論
Q4-1 高次脳機能障害による後遺障害慰謝料について、裁判例ではどのように評価されているか/Q4-2 親族に固有の慰謝料が認められるケースはあるか/Q4-3 高次脳機能障害による逸失利益について、裁判例ではどのように評価されているか/Q4-4 高次脳機能障害による将来介護費について、裁判例ではどのように評価されているか ほか

関係判例一覧(158件)・資料編

 

編著者プロフィール

〇松浦裕介(まつうら ゆうすけ) 第二東京弁護士会所属
●経歴:平成15年11月 司法試験合格/同16年4月 最高裁判所司法研修所入所/同17年10月 朝日中央綜合法律事務所入所/同19年7月 日本テレビ放送網株式会社入社等を経て、同27年8月 京橋総合法律事務所開設

〇村田 佳宏(むらた よしひろ) 明理会中央病院 脳神経外科部長
●略歴:平成9年 日本大学医学部卒業/日本大学医学部附属板橋病院/米国ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院留学/日本大学医学部附属板橋病院SCU(脳卒中ハイケアユニット)医長/日本大学医学部脳神経外科准教授を経て現職
●専門分野:脳神経外科全般

 

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