32の裁判例について図表を用いてコンパクトに解説!
さまざまな紛争事例を類型化し、リフォーム工事事件独自の論点を取り上げています。
各事案解説の冒頭に訴訟における争点の事実認定一覧表を収録し、裁判所の認定・判断が一目でわかります。
弁護士はもとより建築・リフォーム企業関係者の法的リスク予防に必携の書です。
本書のポイント
・リフォーム・改修工事では、施工者に必ずしも建築士等の資格が必要とされていないこと、工事の金額・規模が比較的小さいことなどから、契約書が簡易に済まされることが多く、これに起因する紛争事件や法律相談が増加しています。
・一方でリフォーム紛争事件に関する類書は近年刊行が少なく、事件対応に関する最新の情報が必要とされています。
目次
第1章 総論―リフォーム・改修工事における瑕疵・契約不適合、債務不履行概説
第2章 裁判例からみる法的論点と事実認定
1 建築基準法関係規定違反の瑕疵が問題となった事案(3例)
2 構造の瑕疵が問題となった事案(3例)
3 シロアリ対策の瑕疵が問題となった事案(2例)
4 雨漏り補修の瑕疵が問題となった事案(3例)
5 外装の瑕疵が問題となった事案(4例)
6 排水の瑕疵が問題となった事案(2例)
7 防音工事の瑕疵が問題となった事案(1例)
8 空調の瑕疵が問題となった事案(3例)
9 寸法違いの瑕疵が問題となった事案(6例)
10 設計図書不足が問題となった事案(1例)
11 建設業法違反が問題となった事案(1例)
12 履行不能が問題となった事案(2例)
13 損害論が問題となった事案(1例)
資料 リフォーム・改修瑕疵裁判例一覧表
判例索引
編著者
第一東京弁護士会司法研究委員会建築紛争研究部会/編
併せて読みたい書籍
・『平成30年改正建築基準法・同施行令等の解説』(本体5,700円+税、令和元年12月発刊)
https://shop.gyosei.jp/products/detail/10197
・『マンション管理のトラブル解決Q&A』(本体2,800円+税、平成30年1月発刊)
https://shop.gyosei.jp/products/detail/9630