行政・自治

19時一斉消灯を開始 【東京都 豊島区】

 東京都豊島区(28万600人)は、職員のワークスタイルの変革へ向けた取組みとして、本庁舎執務室(会議室など一部を除く)の照明の19時一斉自動消灯を始めた。

 同区では、職員の月平均残業時間は9・2時間(15年度)だったが、作業量の多い一部の部署では恒常的に数十時間に及んでいた。

 そこで、16年に管理職で構成する「ワークスタイル検討プロジェクトチーム」、係長・主任主事を中心とした職員で構成する「ワークスタイル・ワークショップ」を設置し、長時間労働是正やワークスタイル変革について検討してきた。

 その結果、職員の残業勤務時間は、前年度比較で約8%減少。

 さらに今回の「19時一斉消灯」で、業務の平準化や計画的な業務推進を図り、長時間勤務を抑制したワーク・ライフ・バランスを目指す。

月刊「ガバナンス」2017年4月号・DATA BANK2017より抜粋)

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