税率アップに伴う“税賠事故”(※)防止の決定版
●改正消費税法の税率アップ(5%→8%)・経過措置・免税点・仕入税額控除……等々の重要改正を盛り込み、前回版(『消費税トラブルの傾向と対策〔税理士損害賠償事故対策版〕』平成23年9月刊)から質量ともに充実!!
●経過措置(平成25年9月30日までの取引等)と適用税率(平成26年4月1日を跨ぐ取引)に関するトラブルについて新たな章を設けて、18事例を掲載。→新旧税率が混在する改正後初めての消費税申告を強力にサポート!!
●実務の現場で混乱が続く、納税義務者や仕入税額控除等の改正について最新事例で徹底解説→税率アップによる、税賠事故の補償金増加(3%分増加)に対する備えを万全に!!
(※)税理士が税務申告でミスをしたことにより、関与先に過大な税額を支払わせたために関与先から損害賠償を請求されるケース。消費税関連のトラブルが全体の約半数を占めており、そのミスの防止が大きな課題となっている。
目次
第1章 経過措置と適用税率に関するトラブル
第2章 平成22年度〜23年度税制改正に関するトラブル
第3章 届出書・申請書に関するトラブル
第4章 課税区分に関するトラブル
第5章 納税義務者に関するトラブル
第6章 売上(仕入)金額の計算に関するトラブル
第7章 税額控除に関するトラブル
第8章 簡易課税制度に関するトラブル
第9章 会計処理、申告納付その他のトラブル
編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
熊王征秀…くまおう・まさひで/税理士、大原大学院大学准教授、日本税務会計学会委員